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ラーメン赤猫のラーメンを再現した

ラーメン赤猫のラーメンを再現した

2022年も本日で終わり。皆様いかがお過ごしでしょうか。 以前から作ろうと思っていたラーメン赤猫のラーメンを再現しました。

ラーメン赤猫とは

ラーメン赤猫は、少年ジャンプ+で連載されている漫画です。 その中に登場するラーメンについて分かっている情報は下記の通り。

  • ラーメン赤猫しょうゆ

    • 鶏ガラベース
    • 煮干し
    • 昆布
    • しいたけ
    • キンツァイ
    • 鴨肉のチャーシュー
    • 手作りメンマ
    • 煮玉子
    • 虎打麺
  • あっさり

    • 鰹節トッピング
    • 醤油ダレ少なめ
  • こってり

    • 自家製チーユを追加
    • 鶏皮、鶏そぼろも追加
  • 特製

    • 虎打麺

この辺が情報として記載されています。 この中でキンツァイ(中国セロリ)と、鴨肉のチャーシューは再現が難しいと思ったので、代替品や既製品に頼ることにしました。

虎打麺

最も再現不可能なのは、虎打麺である事に、異論はないでしょう。 しかし、今回はその虎打麺を再現しました。

自分を虎だと思い込む事で、虎打麺が出来上がりました。

冗談はさておき、今回の麺は、小麦粉300g、水110g、塩3g、重曹3gの加水率38%くらいのやや固めの麺にしてみました。 これぐらいの加水率だとやっぱりパスタマシンとかが無いとダメですね。 手打ちするなら、加水率をもっと上げる必要があります(まとまらない)。

加水率を下げる事で、ラーメンっぽさがさらに上がりました。 ラーメン赤猫は醤油ラーメンなので、多分これくらいの加水率が良いだろうなという予想でしたが、それが大正解。 めちゃくちゃスープを吸ってくれました。 麺作り楽しい。

スープ

今回のスープはかなり簡単に作りました。鶏もも挽き肉に、昆布と椎茸と煮干しを合わせてちょっと沸かせただけです。 スープの骨格としては、鶏肉スープという感じでしょうか。 本当は鶏ガラ出汁が良いと思うのですが、鶏肉スープも十二分に美味しかったです。 漫画を見る限り、かなりあっさりめな味付けを感じたので、これくらいシンプルにしても良いかなというイメージです。 ラーメン赤猫のラーメンは、いわゆるスタンダードハイグレード醤油ラーメン(ラーメン再遊記参照)の作りなので、この辺は真似しやすかったです。

タレ

カエシに関しては、すごい簡単に作りました。醤油、みりん、塩、味の素で全てを構成。隠し味(?)として、余っていた魔界への誘いを酒代わりに使って味付け。 焼酎もカエシに使うと美味しいんですよね。自然な甘さを加えることが出来ます。アルコールを飛ばすので、香りが一緒に飛んでしまうのが難点ですが(笑)。

再現ラーメン赤猫

という事で、再現したラーメン赤猫になります。 特製ラーメン赤猫と言っていますが、こってり風で。 自家製鶏油で、こってり感を演出しつつ、シンプルなスープで食べやすく。 写真はネギで隠れていますが、もやしの花椒鶏油炒め、鶏そぼろもトッピングしています。 ネギがやや多めだったかな。 鴨肉のチャーシューは市販の鴨肉の燻製を使いました。 本当はこれを手作りしてスープに加えることで一体感が増すと思うのですが、鴨がめちゃくちゃ高かったので、今回は諦めました。

完走した感想

初めての食べたこと無いラーメンの再現でしたが、とても美味しく仕上がりました。 鶏肉スープなので、厳密には違う方面の味なのですが、個人的にはこれくらいスッキリしたスープのほうがより「らしく」なるかなと感じました。 キンツァイ(中国セロリ)は、スーパーでは手に入れられないので、これで臭み消しをすれば、よりそれっぽくなるんだろうなと思いつつも、動物性旨味と、きのこの旨味、魚介性の旨味というトリプル出汁の旨さを改めて感じました。 日本そばの出汁に、鶏肉出汁を加えただけですが、それでも素人が作る料理としては最高峰レベルの旨味になったと思います。

あと、虎打麺も良かったですね。 パスタマシンが無ければ到底再現出来ないのですが、このレベルまでぎゅうぎゅうに小麦粉を詰め込むと凄く美味しくなります。 また、来年も時間を見つけて、自家製ラーメン作りたいです。

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