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カササギ殺人事件は作中作だけで良かった

カササギ殺人事件を読んだ 先日、カササギ殺人事件を読んだ。 前評判の高さもあり、面白さは抜群だった……が、正直めちゃくちゃ惜しい内容だった。 カササギ殺人事件の作中作の方の「カササギ殺人事件」(以後、カッコつきは作中作)は、とにかく面白かった。 古き良き推理小説を久々に体験できてとても楽しかった。 「カササギ殺人事件」に記述されている古いイギリスは、見たことが無いけれど良く知っている風景だった。 この世界に存在しない村の陰気な雰囲気は、今となっては中々醸し出すことが出来ない物で、本当に良かった。 上巻は本当に面白かった。世界にぐいぐい引き込まれたし、例え使い古された導入だとしても文章としての質感が高ければ時代を越えて楽しめるという事を改めて感じる事が出来た。 そう、上巻までだったら、間違いなく傑作と言えた。 下巻に関しては、蛇足感があまりにも強かった。 下巻に書きたかったメイントリック部分が出てきて、果たしてそれが分かりますかというのが本書のテーマである事は分かるのだが、それは本当に蛇足な上、全然面白くなかった。 アイディアそのものは素晴らしいが、その素晴らしさよりも「カササギ殺人事件」の出来が良すぎた。 そして、「カササギ殺人事件」は上品な作品だったにも関わらず、カササギ殺人事件の方はあまりにも下品だった。 現代編は、現実に近いからこそ余計に品の無さが目立ったしまった。 作品のネタバラシをしている所も品が無かったし、ましてや探偵の名前のネタバラシが……。 これに関しては、多くの人が嫌な気持ちになったはず。 もう少し、まともな名前にして欲しかった、というのが本音。 この作品をオススメ出来るかどうかという点ではかなり悩ましいと思っている。 好きな人は好きだが、下巻の出来が上巻に比べて酷すぎて、カットしたいくらい。 上巻と解決編だけを繋いだバージョンだけを読みたかった。 続編が出ているようなので、それもまた今度読んでみようとは思っているが、続編の内容次第ではまた評価が変わるかもしれない。 マジで、 現代編はいらなかった 。 「カササギ殺人事件」だけで、本書は良かった。 現場からは以上です。
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2021振り返り

2021最終更新 今年も、色々あった一年であった。 半導体不足の情報をキャッチし、新PCを購入/組み立てをしたのが直近の記憶であり、新PCはすこぶる快調である。 ベアボーンキットに手を出すのは久々だが、手間が少なく簡単だった。 環境構築には、それなりに時間がかかったが、組み立てそのものは、そこまで苦労せずに出来たので、今後新PCを組む時は再びベアボーンキットに頼るかもしれない。 ちなみに、自分にとっては久々のAMDプロセッサであり、かつてAMDのキワモノを使っていた頃を思い出す。 PCのCPUと言えば、Intelか、AMDかみたいな時代を経験していたのが懐かしい。 今は様々な選択肢が増えていて、時代がまた一つ変わっているなというのを感じている。 AppleのM1のような、スマートフォンから逆輸入(?)したようなプロセッサが今後も増えていくかもしれない。 スマートフォン買い替え 昨年は、久々に スマートフォンを買い替え をしたのだが、今年も実はこっそりAndroidの方を買い替えていたりする。 親と同じAndroidを購入してプレゼントし、操作感に関してなるべく差異をなくそうという目論見。そうすれば、Zoom経由で色々レクチャー出来るので。 ちなみに、今年ガラケーを使い続けていた父がついにスマホデビューした。 どう使っているかはあまり聞いていないのだが、ほどほどに使いこなしている模様。 母にリモートで色々レクチャーし、MNPもやってもらった。 母は、ここ数年のネット関連に関する知識が飛躍的に伸びていて、色々と自分で出来るようになっている。自走出来る親を持つことが出来ているのはかなり助かっている。 もちろん、自分がある程度やってしまう事も出来たのだが、このコロナ禍においては、気軽に実家に帰ることなど出来ないので、ある程度自走してもらわないと、こちらも困る。 ちなみに、最近色々知識が増えたせいか、電子機器に関する買い替えの相談を色々受けているので、色々説明しているがとにかく金で解決出来るのは金で解決しようとしているので、それだけはやめてくれと言って何度か押し留めた案件もある。 中途半端に知識が今の状態が実は一番カモられやすい時なのかもしれない……。 変なのに引っかからない事を祈るばかりである。 自分用のバックアップ 70830, 70633, 97472,

gVim(not Kaoriya)を半透明化する

gVimを半透明化する Kaoriya版を捨てた ので、gVimの半透明化が出来ていなかった。 とはいえ色々検索したら、半透明化が出来ることが分かったので、その方法を記載する。 これは、githubのreleaseから、インストールしたユーザ向けの記事である。 VimTweakのダウンロード .gvimrcへの記述 VimTweakのダウンロード VimTweak から、ファイルをダウンロードする。 CodeのDownload Zipから、ファイルをダウンロードして、展開する。 vimtweak64.dllをgvim.exeと同じディレクトリにコピーする。 自分の場合は、 C:\Program Files\Vim\vim82 だったので、そこにコピーした。 .gvimrcへの記述 gVim on Windowsを半透明にしてみた を参考に、以下のコマンドを.gvimrcへ記述する autocmd guienter * call libcallnr("vimtweak64.dll","SetAlpha",220) 半透明の度合いは、お好みで。 個人的には、220が好きだけれども、200~220の間ぐらいが見やすさ的に丁度良いと思っている。

三体の感想

三体を読み終えた 遅ればせながら、三体1~三体3までを読み終えた。 以下、読み終えた感想。 三体1 世界観の説明巻。世界観の説明がされる序盤~中盤は正直つまらない。 ただ、終盤にかけて、三体世界の正体が明らかになると抜群に面白くなる。 三体2 三体世界が明らかになってからの人類の対抗手段が語られる。 完成度としては、3冊の中では抜群に高く、まずはこの巻から読むことをオススメしたい。 ストーリーも分かりやすく、最後のカタルシスは圧巻。 ここで提示される暗黒森林理論は、とても暗い理論であるが、その理論をベースにどう対抗すべきかというのが提示されているのが面白さを増している。 三体3 1、2ではたかだか4光年の世界が描かれているが、3に関しては宇宙全体を描いていて、スケールが壮大になっている。 とあるネタバレ記事では、1、2はBLで、3は百合だという感想が書かれていたが、これに関しては全面同意。 キャラクターの立て方が上手いのを感じる。 時間の流れもかなり早く、The スペース・オペラという感じで読んでいて飽きない。 SF好きのための内容になっていて、エンターテイメント寄りではないので、かなり読むのが辛いかもしれない。 SFを読み慣れている人からすると、場面転換の速さ、世界の拡大していく様子、圧倒的な筆力に満足すること間違いなし。 まとめ 三体シリーズは、SF好きならば目を通すべきシリーズであり、現代SFとはこうだというのが見事に盛り込まれている。 ハイペリオンシリーズを読んだ時と同じくらいの楽しさだった。 実を言うと、三体1,2を読み終えた時、「いやあ、でもスケール感は小さいな」と思っていた。ファウンデーションシリーズや、ハイペリオンシリーズ、虎よ、虎よ!を読んでいた身としては、もっと宇宙規模で物語を書いて欲しかったなーと思っていたので、三体はそれらに比べると小さい話だなと思っていた。 しかし、三体3でその認識が完全に間違っていた事を提示された。 三体世界は当然宇宙全体を巻き込んだストーリーであり、文字通り宇宙全体を巻き込んで話が進んだのがただただすごかった。 また、超紐理論で説明が難しいとされている部分に関して、とてもファンタジーな回答を魅せてくれたのがまた面白い。 最後の怒涛の展開は、やりすぎ感はあるものの、世界観を

PlemolJP導入

PlemolJP を導入した 思い立つことがあり、 PlemolJP をインストールする事にした。 自分は、PowerLine を使っているので、PlemolJP Nerd Fonts 版である、PlemolJP_NF をダウンロードしてインストールした PlemolJP の releases から、PlemolJP_NF_vx.x.x.zip をダウンロードする。 zip を展開し、PlemolJPConsoleNF-Regular.ttf をインストールする set guifont=PlemolJP_Console_NF:h18 を gvimrc に書く(フォントサイズはお好きに) ちなみに、これは Windows 限定の設定なので、Mac や Linux などで導入する際には、別の方法をオススメする。 余談 gvimrc に指定するフォント名が微妙にわかりづらい。 普段は、 set guioptions-=m してメニューバーは出していないが、今回は :set guioptions+=m を実行して、編集 → フォント設定からフォントを選び、フォント名に入力されている文字列をコピペして、スペース部分をアンダースコアで置き換えた。 この辺のルールとかに詳しい人にぜひとも教えて欲しい所。 導入した感想 今までの Powerline フォントはいまいちなのが多かったが、PlemolJP の表示は非常に良い。 今後はこちらをメインで使って行きたい。 あと、僕はヱビス派です。

EFIブートローダを移動した話

EFIブートローダを移動した HX90に環境を整え終わってから、アホな事をしたので、その記録を残す。 SSD: Cドライブ SSD: Dドライブ(データストレージ用) + ESP※ SSD: Eドライブ(データストレージ用) ※ESP(EFI System Partition) インストールした時、こんな構成だった。 ESPがDドライブにあるのが気持ち悪かったので、これを削除した。 そしたら、BIOS画面が出るだけになり、Windowsが起動しなくなった。 移動手順 この時の自分はMBRをふっ飛ばした時と同じ現象だと思ったので、MBRというキーワードで検索したが、今はEFIブートローダーと呼んでいるらしい。 【Win10】任意のディスクにEFIブートローダをインストールする 色々検索した結果この記事が参考になった。 Diskpartを使って、パーティションを新たに分割し、bcdbootを実行して、無事に事なきを得た。 パーティションの分割はこんな感じ Diskpart Select volume 0 shrink desired = 200 Select disk 0 Create partition EFI size=200 Format quick fs=fat32 label="ESP" Assign letter=P exit EFIブートローダーのインストールはこんな感じ bcdboot C:\Windows /s P: /f UEFI ちなみに、自分の環境だけの問題なのだが、コマンドラインで、「\」を入力するのができなかった。我が家のキーボードはHHKBだけなので、日本語配列を無理やり適用されると、バックスラッシュが入力できないという不具合が生じる。 結局、コマンドプロンプトからマウスで範囲選択してコピーして貼り付けるという荒業でクリアした。 普通の人は、何も考えずに、\を入力すれば良い。 最終的に SSD: Cドライブ + ESP※ SSD: Dドライブ(データストレージ用) SSD: Eドライブ(データストレージ用) ※ESP(EFI System Partition) という構成に切り替えることができた。

Re:ゼロから始めるWindows10にdenite.vimをインストール

denite.vim のセットアップ 新PCを購入し、denite.vimの設定でつまづいたので、その備忘録としての記録。 守るべきは、ドキュメントを読めば良い。 手順はdenite.vimの README.md に書いてある。 以下の手順で導入する Vimのダウンロード Python3のインストール pynvimのインストール g:python3_host_progの設定 Vimのダウンロード Kaoriya版でdeniteを入れようとするとすげー苦労するから、Vimの最新版をインストールする事オススメ。 今なら、githubからダウンロード出来るので、そこから最新版を落とす。 https://github.com/vim/vim-win32-installer/releases 自分は、64-bit installerをダウンロードして、インストールした。 Python3のインストール Python公式サイト からダウンロードしてインストールするだけ。 インストール時に、PATHを通すにチェックを入れておくこと。 pynvimのインストール コマンドラインを立ち上げ、下記のコマンドを叩きこんで、pynvimをインストールする。 pip3 install --user pynvim g:python3_host_progの設定 後は、g:python3_host_progに、インストールしたpythonのパスを設定すれば良い。 let g:python3_host_prog = fnameescape('C:/Users/AC/AppData/Local/Programs/Python/Python310/python.exe') 自分の場合は、上記の場所にPythonがインストールされていたので、上記パスを指定した。 ACの所は、ユーザ名なので、人によってはパスが違うと思う。 Pythonのパスは、スタートメニューのショートカットが示しているパスを探せば出てくる。 Windowsキー→Pythonと入力→右クリックからファイルの場所を開くを押せば、ショートカットの一覧が収められているフォルダが表示される。 その中の、Python 3.XX (64-bit)のショートカットを右クリックし、プロパティを押すと