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ロードバイクに憧れるけど、まだ買えない私のサイクリングライフ

ロードバイク購入欲が伸びている 先日の記事 に書いたように、自転車を乗り回すことに目覚めて、走行距離が累計100kmを超えた。 平坦な道なら、クロスバイクでも十分楽しく走れる。 しかし、ロードバイク購入欲がどんどん伸びているのも事実。 ロードバイクは安いのだと10万円未満で買えるが、パーツのグレードなどを考えると色々と物足りなくなる。 この記事は、自分の思考を書き出していくものであり、購入を検討している人の参考になればと思う。 候補1 最初の候補は VIA NIRONE7 DISC だった。チェレステカラー、イタリアブランド、ディスクブレーキ。最近のトレンドをガッツリ抑えつつも、ブランド好きな人の心に刺さるいいロードバイクだ。 性能的にも、SORAコンポーネント、ディスクブレーキ、32Cのタイヤ。値段は181,500円であるものの、ブランド品と考えれば妥当な値段。 さて、本来はこれをサクッと購入するのがベターな選択肢だったのだが、思いとどまるところがあった。 画像を見てもらうと分かるのだが、 チェレステカラー+シルバーロゴ 。これが駄目!! チェレステカラー+ブラックロゴの組み合わせだったら、迷わず買っていたに違いない。 デザインに関してはこの組み合わせ以外は1段下がるのが分かっていただけるだろうか。 しょうもないと思われる方もおられるだろうが、自分はやっぱり、このロゴカラーはダサいと思ってしまった。 こればっかりは僕自身の好みであり、譲れない場所だから仕方がない。 候補2 次の候補は CONTEND AR 4 。世界最大規模のGIANTブランドのAll Road。やっぱり、ディスクブレーキに惹かれている自分がいる。 お値段は159,500円とVIA NIRONE7よりも2万ほど安く買える。近場の自転車屋でも手に入れられる手軽さも良い。 気に入らなかったのは、 コンポーネント 。CLARISなので、SORAコンポーネントの一つ下。 個人的には、ギア数が多いほうが好きなので、CLARISは惜しいなと思ってしまう。 あと、重量が地味に10Kgを超えているのも、引っ掛かりポイントの一つ。 今のESCAPE R3も大体10Kgなので、それと同じ重量を購入するのはどうなのという疑問が湧き上がり、却下。 もちろん、ディスクブレーキシステム搭
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7年越しにクロスバイクに目覚める

7年越しにクロスバイクに目覚める クロスバイクは2016年の5月19日にGIANTのESCAPE R3を購入したらしい(過去にパズドラブログに書いていて、その記録による。こっちにも書いておけばよかった)。 それに乗ったり乗らなかったりを繰り返していたのだが、7年目にしてついにガチで性能を引き出そうという気持ちになった。 なぜそうなったか、自分の中では特に無かったのだが、とにかく自転車に乗って遠出したい欲が謎に出てきてしまったのだ。 今まで引きこもっていた反動か? 実際に色々買ったもの。 今回は、クロスバイク生活を充実化させるために色々購入した。 バックライト ベル スマホホルダー サイクルジャージ スポーツ用パンツ 防水ポーチ ボトルホルダー ペットボトルキャップ(スポーツ用) マルチツール 一覧としてはこんな感じ。 購入して良かったサイクルジャージとスポーツ用パンツ 自分が購入して特に良かったと感じたのが、サイクルジャージとスポーツ用パンツ。 サイクルジャージとかめっちゃ恥ずかしいじゃんと思う人もいるかもしれない。 しかし、これが自転車を漕ぐ上でめっちゃ重要だった。少なくとも、自分にとっては。 サイクルジャージの特徴はいくつかある。 下からの風を通さない 背中から排気(?)されるので、思った以上に蒸れない 背中の収納が便利 サイクルジャージは、肌着の上に直で着るというスタイルにしている(本当は違うかもしれないけれど、僕はそうしている)。 だから、実質2枚しか上を羽織っていない状態なのだが、これが全然寒くない。 以前は何枚も重ね着してそれでも寒かったが、サイクルジャージに関してはその寒さを全く感じさせなかった。 形状などを分析した結果、ジャージの下部がしっかりとボディに密着するため、下からの風の流入がほぼ無いのだ。これが、とにかく温かい。 しかも、手先以外まではしっかりと長袖なので、この時期でも冷えることは無い。 指先に関しては、手袋を装着すれば十分な寒さ対策になる。 自転車を漕ぎまくって熱くなったとしても、背中から排気されるので、かなり心地よい温度で自転車を漕ぎ続ける事が出来る。 ほぼ蒸れないというのも、快適に輪行出来る上で重要な要素だ。 何より、背中の収納が便利。ポケットが3個ほどあるタイプなのだが、ここ

バグ発見から学ぶ:Cloudflare Workers+Hono で SESAME API を最適化

バグ発見から学ぶ:Cloudflare Workers+Hono で SESAME API を最適化 SESAME に関する記事はこれが 3 本目かもしれない。 今回、SESAME 関連の自前開発をしてて、Cloudflare Workers のバグを発見したので、その顛末を綴っていこう。 SESAME 操作環境遷移 以前の 記事 の通り、自分の SESAME 操作環境は下記のように遷移していった。 Google App Script + IFTTT Google App Script + MacroDroid Cloudflare Workers + MacroDroid(And ショートカット) まず、GAS+IFTTT の王道の組み合わせだが、以下の不満点があった。 IFTTT の反応がゴミ 自分が帰宅範囲内に入っても全然動作しないというやる気の無さっぷりにキレてしまった。 そうして、ネットの海を徘徊して見つけたのが、MacroDroid。 GAS+MacroDroid の組み合わせは、しばらくは不満がなかったのだが、これもまたイライラする要素があった。 それは GAS の起動がゴミ GAS を使ったことがある人なら分かるが、GAS は起動速度がとんでもなく遅い。 Cold start だと平均 9 秒~ 11 秒くらい掛かる。 そもそも、GAS をサーバレス・アーキテクチャとして使うなという話ではあるが、この起動の微妙な遅さのせいで、帰宅してから数秒のタイムラグがあり、キレてしまった。 Cloudflare Workers + Hono に出会う そんなさなか、ひょんな事から Cloudflare Workers + Hono の案件をもらい、実装する事でその汎用性の高さに気がついた。 まあ、この Cloudflare Workers を実装するきっかけになったのも GAS の案件で、死ぬほど GAS の起動が遅いからどうにかしてくれーという話に対応するためであった。 GAS はデータベース的に使うと便利(コンピュータにそこまで詳しくない人でもデータ入力ができる)なのだが、その分高速性は犠牲にされている。 1 分 1 秒が貴重な現代では、10 秒のコールドスタートははっきり言って時間の無駄。 Cloudflare Wo

SF 絶対に読んでおけランキングを読み終えた

SF 絶対に読んでおけランキングを読み終えた 今年の 8 月にまとめた、SF 絶対に読んでおけランキングの未読作品を読み終えた。 残っていた 3 作は下記の通り。 銀河英雄伝説 宇宙の戦士 歌う船 以下、各作品の感想 銀河英雄伝説 アニメ化もされている本作だが、ある程度のアウトラインは無意識のうちに摂取していたか、内容はなんか読んだことあるなという事が多かった。 とは言え、面白くないかと言えばそんな事なく、バチバチに面白かった。 覇道を行くラインハルトに対して、意地汚い生き残る道を選ぶヤンとはっきりとした考えの違いで、なんやかんやラインハルトを出し抜くヤンの良さに惹かれてしまった。 どちらも魅力的なキャラなので、どっちが好きかは人それぞれだと思うが、僕はヤン・ウェンリーのキャラが好みだった。 読んだのは黎明編なので、これから最後まで追い続けて読みたい。 宇宙の戦士 パワードスーツを発明した画期的な作品……、なのだが、実質的には兵士が育っていく物語。 暴力を描かせたらハイラインの隣に並ぶ人はそういないと感じるほど、痛ましい描写が多い。苦手な人は苦手かも。 SF というよりも、ミリタリー要素が凄く強い。 男の子が好きな作品というイメージ。 歌う船 殻人 シェルピープル と呼ばれる脳だけで宇宙船を操作する世界の中のヘルヴァという少女が主人公。 人によってはすごい面白いらしいが、僕には刺さらなかった。 サイボーグ+スペース・オペラというギミックを使った、恋愛(?)小説なのかなーという感じ。 好きな人は好きなんだと思う。 ランキングを全部読み終えて 足掛け 3 ヶ月を掛けて、未読作品全部読んでみた。読んで良かったと思う。 自分が読んだ作品の中で感銘を受けたのは、 戦闘妖精雪風 ソラリス 銀河ヒッチハイク・ガイド 果しなき流れの果に の 4 作は僕好みだった。特に、ソラリスはこの中では一番ぶっ飛んでいて、すごい考えさせられる作品だった。 難しい事を考えるのが好きな人は、ソラリスを読むことをオススメする。SF の枠を超えた SF で、凄い難解。 雪風も、かなり哲学書じみているけれど、シリーズを一気に読み切るくらいには面白かった。 まずは、第 1 作の戦闘妖精雪風を読むと良い。グッドラック、アンブロークンアローは相当に難解なので、1 作

開発環境の羅列 2023 秋

開発環境の羅列 2023 秋 自分の現在の開発環境について適当に羅列する。備忘録的な感じ。 OS Windows 11 WSL2 on Ubuntu Mac OS X OS に関しては、メイン端末は Windows 11 に WSL2 を入れて、そこで Ubuntu を走らせている。 日常のメモ書きから、プログラム開発まですべて WSL2 上の Ubuntu でカバーできている。 もしかして、Windows11 無くても生きていけるのではという錯覚に陥りがちだが、Word、Excel、PowerPoint を編集する作業があるので、多分、まだまだ Windows は必要。 Max OS X に関しては、Intel Mac のマシンを 11 年近く使っている。やべー。 こんなに長く使う予定は無かったのにどうして……。 でも、Mac 環境が無いと Safari の動作が確認できなかったりするので、しばらくは Mac は必要だろう。 M1 Mac 欲しいなぁ。 Terminal WezTerm Terminal に関しては、WezTerm に乗り換えてからずっと使っている。Win/Mac 共に使えるのが良いことと、同じ設定が使えるので愛用している。 今のところ、特に不満なく使っている Editor Neovim Vim エディタに関しては、相変わらず Vim を使っている……ように見せかけて、完全に Neovim へ移行した。これは、 Shougo-ware をメインで使っている関係上、Vim で四苦八苦するより、Neovim でぺちぺちやった方が早く環境構築が出来るからだ。 Neovim だから良いという訳ではないが、積極的に Vim を選ばなくても良い時代になったと言える。 ちなみに、エディタの起動時間は、WezTerm を立ち上げて、nvim とタイプして起動するまで 5 秒掛からない。この起動速度+十分に精錬された開発環境は VSCode を上回っている。LSP も有効化しているので、VSCode を積極的に使う理由が、今のところ僕には無い。流石に今のマシンスペックだと、VSCode は 10 秒で起動するので、たかが 5 秒くらいと言われるかもしれないので、起動速度が速い!すごい!とは言い切れないのが現状。実は、VSC

NextJS を 13.5 に上げたら、Netlify で API Routes が使えなくなった

NextJS を 13.5 に上げたら、Netlify で API Routes が使えなくなった 基本的に、NextJS をフレームワークとして使う場合は Vercel を使っていれば、変なトラブルに巻き込まれる事はないのだが、今回 netlify で作っていたアプリがコケたので、その知見を書き記したい。 事象 API Routes が全く動作しなくなった。エラーとしては 502 (Bad Gateway) が出ているが、実際にログを精査すると、 Runtime.ImportModuleError: Error: Cannot find module 'styled-jsx/style' というエラーが出ている事が分かった。 検索結果 Runtime.ImportModuleError: Error: Cannot find module 'styled-jsx' - Nextjs + NextAuth - #2 by hrishikesh この記事を見ると、@netlify/plugin-nextjs の 4.38.0 以上を入れろとなっている。だが、これをやっても駄目だった。 最終的な解決策 色々試して、NextJS の 13.5 以上は現在 netlify で API Routes が使えない事が分かったので、 NextJS をダウングレード して対応した。 最近、自分は bun を愛用しているので、 bun add nextjs@13.4.19 を実行して、package.json の中身を更新するだけで良かった。 完走した感想 ぬわああああん疲れたもおおおおん。 コイツいつも疲れてんな。 正直今回のバグはエグくて、いわゆる環境バグ。 おま環と言われても仕方がないレベルなので、再現性はもちろん、解決方法も簡単には見つからない。 今回、泣く泣くダウングレードという策を採用したが、もう少し深い所での解決を出来るようになりたい。

名探偵のままでいての感想

名探偵のままでいての感想 このミステリーがすごい受賞、小西マサテルさんの「名探偵のままでいて」を読み終えました。いわゆる「日常の謎」を扱った短編集で、とても読みやすかったです。 設定の巧妙さ この作品における、名探偵役はレビー小体型認知症を患う祖父が担っている。幻視を伴う認知症の一つであるものの、明晰な頭脳のキレは一切衰えていないという設定が良い。 元校長先生という事で、子供たちを純粋に可愛がっている姿や、後進たちへの配慮などちらりちらりと見える善性が心地よく、多くの人が好印象を抱くと思う。 一方の主人公の楓も、ミステリが好きな美人の小学校教諭という”あざとい”設定で、好きな人は好きなキャラクター造形だと思う。この美人な女性を主役に据える事で、最終話でリドル・ストーリーを展開させてる結末もお見事。ミステリにあまり馴染みがない人でも楽しめる作りになっている。 主人公の楓に好意を寄せている男性二人も非常にキャラが立っている。元バッテリーを組んでいたという設定も巧みで、カプ厨が無限に組み合わせと妄想を進められそうな設定になっている。イケメン後輩か、堅実な同僚か。主人公がどちらを選んだのかを考えるが楽しい作りになっている。個人的には、共通点の多い方を主人公が選ぶと思っている。 タイトルの良さ 本書の最後に、この本は元々「物語は紫煙の彼方に」というタイトルだったらしいが、これはあまりにも渋すぎたし、どうしても主人公が探偵役になってしまう。一方、改題した「名探偵のままでいて」は、主人公である楓目線での訴えとなっていて、ぐっと惹きつけられるものになっている。表紙イラストもとても素晴らしく、いわゆるタイトル買い、表紙買いしたくなるような作りになっていて、素晴らしい。 総評 ミステリ部分の”弱さ”はある。インパクトはどうしても弱い。意外な犯人とか、意外な方法みたいな物は少ない。ただし、これはいわゆるミステリマニアの感想であり、初めてミステリを読んだ人にはあっと驚く結末に仕上がっていると思う。しかも、その結末は比較的暖かな物が多く、殺伐とした終わり方とか、ビターな終わり方が少ないのも良い。物語一つ一つの長さも短いので、長い本を読むのが苦手な人でもちょっとずつ読み進められるそういう作りになっていて、その辺はとても現代的だなと感じた。 ミステリマニア的な視点で