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7月, 2023の投稿を表示しています

denops.vim を使って初めてvim-pluginを作った。MarkdownをHTMLに変換してクリップボードにコピーする。

denops.vim を使って初めてプラグインを作った これは Vim 駅伝 7 月 28 日 の記事です。 次回は、7 月 31 日に投稿される予定です。 Markdown ファイルを HTML に変換して、クリップボードにコピーしたい こういう Vim プラグインをずっと探していた。だが、あまりにも需要がないので誰も作っていなかった。 denops-markdown2html だから、作った。 インストール方法 vim-plug の場合は、 Plug 'vim-denops/denops.vim' Plug 'ArcCosine/denops-markdown2html' dein.vim の場合は、 call dein#add('vim-denops/denops.vim') call dein#add('ArcCosine/denops-markdown2html') これでインストール出来る。 その他設定 set clipboard+=unnamed クリップボードを連携させる設定をしておく。 既に設定済みならば、この記述は要らない。 使い方 :DenopsMarkdown2Html このコマンドを実行する事で、カレントバッファの Markdown を HTML に変換してクリップボードにコピーしてくれる。 開発経緯 このブログの読者で、記憶の聡明な方ならば、10 年くらい前に markdown.pl を導入した話を覚えているだろう。当時は、perl の markdown 変換ツールが一番メジャーだった。 それから数年後には、nodejs の marked.js をベースに変換するツールを使っていた。 どちらのケースも、カレントバッファをツール(markdown.pl,marked.js)に渡して、出力結果をクリップボードにコピーするという動きをしていた。 これらの処理には幾つか不満点があった。 一時ファイルを生成していた vimrc に直接書いていてダサかった perl をインストールする必要があった nodejs をインストールした上で、npm install コマンドを最初に実行する必要があった。 一時ファイルを生成していた 一

Sesami4 を MacroDroid で操作する

Sesami4 を MacroDroid で操作する 以前に IFTTT で操作していた Sesami4 だが、IFTTT のアプリの Geofence がほとんど効かなくなっていたため、代替アプリを探していた。 そして、ようやくやりたいことが出来るアプリが見つかった。それが MacroDroid である。 使い方は今まで通りで、トリガーとアクションを設定するだけで良い。 アクションの具体的な設定は、 リクエストメソッド は POST URL には GAS をデプロイした時に発行された URL ( https://script.google.com/macros/s/XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX/exec)を指定 リダイレクトを許容するにチェック コンテントボディのコンテントタイプに application/json コンテントボディには、 は { "password": "任意のパスワード", "userName": "任意の名前", "action": "unlock" } 任意のパスワードは、エンドポイント認証用ダイジェストの時に指定したパスワード。 userName の名前は sesami に表示される名前なので、適当に action には unlock、lock、toggle のどれかを指定する GAS をトリガーとして使う場合、 リダイレクトを許容する にチェックが入っていないと動作しなかったので、そこだけ注意が必要だ。 それ以外のつまずきポイントはない。 使用感について まず、ちゃんと Geofence が動作しているのがありがたい。 IFTTT は、最初の数回はちゃんと動くのだが、すぐにポンコツ化して全く反応しなくなった。 アプリの作り込みが甘すぎるんじゃないかな。 まあ、IFTTT にとって、アプリの作り込みなんて本質じゃないから、気合い入れて作ってないんだろうけれど。 その点、MacroDroid はこのアプリが命なので、ちゃんと動作するように作られており、

骨董品 Bluetooth keyboard を Android Tablet につなげる

骨董品 Bluetooth keyboard を Android Tablet につなげる。 部屋の中に iGo Think Outside Stowaway Ultra-Slim Keyboard が転がっていた。 LooxU とつなげるために買った気がするけれど、そうでないかもしれない。 そう言えば、このブログは LooxU を購入したのがきっかけで始めたブログだ。 探してみたら 黒歴史 が見つかった。 やはり、人間なんでも書いておくべきである。 自分が持っているのは、iGo ブランドになった、Stowaway Ultra-Slim Keyboard で、多分この記事を書いて数カ月後くらいに手に入れたのだろう。明確な記憶が無いが、確か個人輸入で購入した気がする。 あの頃は大分チャレンジャブルだったなぁ。 という訳で、思い入れも深く、中々捨てられなかった一品。 という事で、同じく部屋に転がっている Android Tablet に繋いでみた。 まず、電源の入れ方とか、Bluetooth 待機モードとか色々忘れて、英語圏のマニュアルを探し出すことから始めた。 簡単にまとめると 電源の on/off→ スライドして開ければ on、閉じれば off。 Bluetooth 待機モードへの入り方 →Ctrl+Blue Fn+Green Fn→ 緑のランプが点滅すれば、OK。 こんな感じ。 後は適度に Android の設定をすれば普通に繋がって普通に使えた。 ヤバい。 この Stowaway Ultra-Slim Keyboard は、取外し可能な PDA 用のスタンドが付いているのが一番のポイント。 PDA スタンドというゾンビが令和の時代になって蘇るだなんて誰が想像しただろうか、いや、出来ない。 9 割ぐらいは冗談として、1 割ぐらいはマジだ。 実際にタイピングテストをしてみたけれど、存外悪くない。 キー配列が、印字されているのとアンマッチだが、そこは脳内キー配列を覚えればいいので、慣れるまで打ち込めば良い。 それにしても、2007 年、あるいは 2008 年に購入した Bluetooth Keyboard が未だに使えることに感動する。 15 年間という漬け込み時間を経由して、奴は蘇った。 15 年間も共通で使えるプロトコルが維持されてい

ラーメン二郎と富士丸の違い

ラーメン二郎と富士丸の違い ラーメン二郎と聞くと、どんなラーメンをイメージするだろうか。 大量の野菜、背脂、ニンニクとブタ、そして極太麺と濃厚スープ。そんなイメージが定着している。 ラーメン二郎は二郎という食べ物で、ラーメンではないという言葉が飛び交うほどだ。 そして、二郎インスパイアと呼ばれるラーメンも数多く出ている。 2023 年現在、セブンイレブンで売られているのは、まさに二郎インスパイアのラーメン。 本家ほどパワーがある訳では無いが、普通の人が食べるとかなりパンチの強いラーメンだ。 2010 年代以降、二郎とそのインスパイア系はその数を増やし、メジャーなラーメンとしての地位を確立した。 食べたことがない人も、そのラーメンがどういう形なのかは、ネット経由、あるいはテレビ経由、雑誌経由で見たことがあるだろう。 そんなインスパイア系でもひときわ異彩を放つのが「富士丸」系列である。 ラーメン二郎のインスパイアで最も歴史が深く、また二郎系との区別が難しいラーメンだ。 もちろん、一般の方はその差について理解しなくても特段問題は無いが、個人的にしっかりと区別しておきたかったので、ここに記録する。 見た目の比較 まず、ラーメン二郎で検索すると、下図のようなラーメンが出てくる。 多くの人がイメージするラーメン二郎の写真だ。 山のように盛られた野菜、分厚すぎるブタ、ニンニク、極太麺。 こういった特徴がある。 次に、富士丸で検索すると、下図のようなラーメンが出てくる。 ぱっと見、違いをあまり感じないかもしれないが、分かりやすい違いとして ゆで卵 の有無を挙げられる。 ラーメン二郎には、ゆで卵はついてこない。しかし、富士丸ではゆで卵が標準装備だ。 これは余談だが、富士丸は、麺少なめを頼むとサービスで生卵か、ヤサイ増しか、ブタカスアブラのどれかを選ぶことが出来る。 個人的には生卵オススメ。 それ以外のパーツに関しては、二郎準拠と言っても構わないだろう。 さて、ここからが細かな違いについて。 まず、冒頭の画像にあるように、Yahoo 知恵袋では、 ヤサイ に違いがあると書いてある。 確かに、二郎はシャキシャキ系の茹で加減なのに対し、富士丸はクタクタ系の茹で加減だ。 どちらの場合も美味しいが、個人的にはクタヤサイの方が好み。 アブラ に関してはどちらも似