Geolocation: getCurrentPosition() メソッドは連続使用しない方が早い ゴールデンウィークの最終日に、体調を崩していたArcCosineです。皆様いかがお過ごしでしょうか。疲れますよね、こう気温が乱高下すると。 さて、タイトルの通り、getCurrentPositionの挙動について少し知見を得たのでここに書き記したいと思います。 getCurrentPositionは、こんな風に、 if (!navigator.geolocation) { status.textContent = "このブラウザーは位置情報に対応していません"; } else { status.textContent = "位置情報を取得中…"; navigator.geolocation.getCurrentPosition(success, error); } みたいな書き方をして使うメソッドです。 ここ から引用。 位置情報取得が1回限りで良いならばこの関数を使えば良いのですが、表題の通り 連続使用 すると、途端にパフォーマンスが落ちます。 これ、PCでテストする分には影響ない(パフォーマンスが落ちない)のですが、実機(スマートフォン)で、この関数を連続使用すると途端に読込に死ぬほど時間が掛かるという仕様になっています。 感覚ベースで申し訳ないのだが、最初の取得が 1、2秒 で終わるのに対し、次にもう一度現在地を取得しようとすると途端に 10~15秒 時間が掛かるようになる。これは、Android、iOSに関わらず同じ現象が起きていたので、恐らくgetCurrentPositionの仕様なのだろう。 実際にMDNによると、 メモ: 既定では、 getCurrentPosition() は低精度の結果を使い、なるべく高速に応答しようとします。これは、正確さに関わらず速い応答を必要とする場合に役立ちます。例えば GPS を備えている端末でも GPS が確定するまでには数分以上かかる可能性がありますので、 getCurrentPosition() からは (IP ロケーションや Wi-Fi による) 低精度のデータを返すことがあります。 と書いてある。2回目以降は高精度の結果を返すみたいな仕様になっ...