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住み慣れた東京を離れる日

東京を離れる日

Blueskyの僕の日々をストーキングしている人は知っているかもしれないが、明日、僕は長年住み慣れた東京を離れて北海道に行く。 宗教的な理由での移動。何年あちらに行くかは分からないが、しばらくは東京には戻ってこないだろう。

大変だったこと

まず、住居を定めること。引っ越すざっくりの場所は決まっていたが、物件を決定するのにはかなり難航した。かつてと違って、不動産屋が物件情報を隠しておける時代はほぼ終わり、大体ネットに載るようになったのが、僕にとってはジェネレーションギャップを感じた。もちろん、超お買い得みたいな物件はそれぞれ持っているとは思うのだが、今回紹介された物件全てはネット上に掲載されていた情報だった。インターネットの浸透っぷり怖すぎる。

また、北海道と東京の大きな違いとして、ガスのほとんどがプロパンガスだという事。個人的にはできれば都市ガスの部屋にしたかったが、そこまで縛りを上げるとほぼほぼ部屋が消え去るので、今回ガスに関しては妥協した。

現地で部屋を見て、不動産屋に聞いて知ったのだが、道民は外に洗濯物を干す習慣が無いらしい。ビビった。だが、冷静に考えてみると、寒い冬に外に洗濯物を干したら大変なことになるのは総合的にロジックすれば三秒で分かる事だったので、ちょっとしたカルチャーショックを受けた。

スムーズだったこと

今の部屋は保証人必須で、親に保証人になってもらっていたが、今度の部屋に関してはプラスでお金を払うことで保証人不要で契約出来た。ついでに言うと、契約のほとんどをオンラインで済ませることができた。時代が変わったことを感じる。書類にハンコを押してあれやこれやするのはもう前時代的なんだなと。

ネットに関しても、前オーナーが光回線工事の跡を残してくれたので、契約を済ませるだけでオッケーだったので、これもスムーズに決まった。それ以外のインフラも電話やインターネットを介してすべてが終わったので、家を出ないであらゆるものが決まっていった。

不動産屋に払う諸費用もクレジットカードで済むので、あまりにも楽すぎてちょっとビビってる。逆に、今住んでいる部屋は古き良き昭和のやり取りで、最後の所まで銀行振込ハンコやらが必要で、なんというかこんなにも旧体質じみた不動産でも生きていけるって凄いな(小並感)と思うぐらいには、東京という街は人であふれかえっている。

今後やる事

まず、車が手元にないので、引っ越したら速攻で車を見つけて購入する必要がある。近年のインフレの影響を受けていて、車のお値段も随分上がっている。中古車でも普通に百万を要求される世界になっていて、なんだこりゃというのが正直な感想。今回もインターネットの力に頼って、激安車を探すしか無い。一応、目星を付けてる車があって、それをニコニコ現金払い(クレカ払い)する予定。残ってたら良いなぁ。

ちなみに家賃に関してだが、45Kで2LDKという破格の部屋を見つけることができた。今住んでいる所は、50Kで1Kなので、単純に部屋の大きさが倍になる。ウサギ小屋から、犬小屋にアップグレードされたという訳だ。

当面はまたしばらく一人暮らしなのだが、できればいい加減住人が増えてもいいよなぁ?!と毎年自分に言い聞かせては良い娘に会えなくてむせび泣いている。むせび泣いてはいないけれど、たまに枕を涙で濡らすことはある。

女の子と付き合って結婚してぇ……。

ブログの記録として

実は、このブログを書き始めたのは、今の部屋に引っ越して来てからだった。あらゆる物を断ち切って心機一転頑張るぞという意味もあった。それからだらだらと生きてきたが、またここで人生のステージが一つ変わることになる。 このブログは、僕にとってのライフログであり、時折どころか、結構見直すことがある。日々の何気ない記録は後年になるととてつもなく自分にとって大事な記録で、その時の考えや感情をありありと思い出すことが出来る。逆にこのような記録を取っていなければ全て忘れてしまっている。いや、忘れてはいないが、記憶が途切れてしまっている。そして、その状態を忘れると僕たちは表現している。このブログは、途切れたシナプスをつなぎ直すためのツールであり、過去、現在、そして未来も、少なくとも僕が生きている限りは何かしらを書き続けるブログにしていくつもりだ。

ブログは誰のために書くかというテーマに関して、僕は明確な答えを持っている。それは自分自身のためだ。誰も訪れない廃墟のようなサイトになったとしても、僕はずっとブログを書き続けていくと思う。そして、なるべく死ににくいブログサイトはどこだという事で、Googleが直で運営しているBloggerを選んだのだが、果たしてGoogleはどこまで個人ブログを許してくれるのか……。 一応、ブログ記事はmarkdownで別途管理しているので、最悪このBloggerが死んだとしても、なんとか再起を掛けることが出来るとは思うが、再構築するのは面倒だろうなぁ。

Obsidianに過去記事含め全部突っ込み、GitHubで管理しているので、GitHubとBloggerが同時に死滅するという状況が来ない限りは、まあ当分は持つだろうと高をくくっている。

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