Obsidian + GitHub
流行に乗り遅れることに定評があるArcCosineです。 最近、Obsidian+GitHubで自分のメモを管理するようになりました。 その備忘録として記述します。
Windows 11 PC
メイン母艦としては、Windows11のPCを使っています。基本的にメモはNeovimで編集したり、直接Obsidianに書いたりなど、色々やっています。最初のセットアップで戸惑いましたが、その山さえ超えれば大したことはありません。
以下、躓いた点
GitHubにレポジトリを作り、クローンしたのをvaultとして使う→結果的にNG。
- 手動でpush、pullしなくちゃいけない
- 面倒
- WSL下で使うのが面倒
Vaultの下に、ディレクトリを作り、Gitプラグインでそこに持ってくる→結果的にNG
- 設定ファイルが引き継がれないので、他の端末でも同様のことを行うのがダルい
- 出来れば、プラグイン関連は全部引継ぎたい
最終的に、
C:\vault 以下にvaultを作成
Obsidianをインストールし、vault先をC:\vaultにする
Obsidian Git プラグインをインストール
インストール後再起動
GitHubのパーソナルアクセストークンを作成する。(詳細はここ)
C:\vaultに「.obsidian」ディレクトリを作成する。←これ重要
Ctrl+Pをして、下記のURLをgit cloneする。
https://<PERSONAL_ACCESS_TOKEN>@github.com/<USERNAME>/<REPO>.git
- Obsidian Git プラグインのCommit authorのAuthor name for commitにGitHubのユーザ名を入れる
- GitHubにメールを公開していない人は、Author email for commitにGitHubのemailに設定しているNot visible in emailsをコピペする。(多分、数字+ユーザ名@users.noreply.github.com.)みたいな感じの奴
vaultディレクトリに、.gitignoreを作成し、以下をコピペ
# to exclude Obsidian's settings (including plugin and hotkey configurations)
# .obsidian/
# OR only to exclude workspace cache
.obsidian/workspace.json
.obsidian/workspace-mobile.json
# Add below lines to exclude OS settings and caches
.trash/
.DS_Store
これらを後はコミットしてpushすれば、環境構築は完了です。
Chromebook
Chromebookも同様にObsidianを適当にインストールして、使っています。ここの情報を必要とする人はほぼいないと思うので、大幅カットです。Obsidianの設定をWindows PCでしっかりしておけばChromebookにGit cloneする事で簡単に環境設定できます。 Google Keepに、GitHubのURLと、emailをコピペして共有しておくとこの辺かなり楽にやり取りできます。
Android
Androidにも同様に環境構築できます。ただ、Androidは、ストレージへのアクセスが死ぬほど遅いので、Git cloneを始め各種処理が相当重たいです。基本的に読む専門として使う方が良いと思います。アイディアをまとめるのならば、Google Keepにメモして、後でPCでObsidianに転機という方が(今のところ)良さそう
最終的に入れたプラグイン
入れたのは2つで
Git プラグインは、環境設定及び日々のメモの同期用として使っています。
Tasks プラグインはToDo管理用のプラグインとして使っています。
- [ ] ToDo
みたいなフォーマットで、ToDoをゴリゴリ書いて管理出来るので、便利です。
感想
Obsidianを最初は簡易なmarkdown previewアプリとして使っていましたが、Gitプラグインを駆使すればObsidian Syncを使わなくてもメモを共有できるという事が分かったので、早速それで回しています。現在使い始めて3週間目に突入していますが、現状かなり満足しています。
難点を示すとしたら、やはりAndroidの遅さですかね。スマホってローカルとデータやりとりするとこんなに遅いのかと結構衝撃でした。もちろん、Gitの仕組み上そうなるのは仕方がないとは言え、この辺は何かしら改善できそうな雰囲気を感じ取っています。最も、自分がそれように何かするとは欠片も考えていませんけれど。
markdownメモは、人類が手にしたメモの中では最も簡易なメモの一つ+表現力の高さを踏まえて、後10年くらいは戦える、そんな気がしています。でもまあ、もっと便利な手法が出てきたらそれに道を譲りそうな気もしています。 いずれにせよ、しばらくはObsidian+GitHubの組み合わせでメモを管理していく予定です。 人類は永遠にメモ環境を探して彷徨うのだ……。
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