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Sesami4 を MacroDroid で操作する

Sesami4 を MacroDroid で操作する

以前に IFTTT で操作していた Sesami4だが、IFTTT のアプリの Geofence がほとんど効かなくなっていたため、代替アプリを探していた。 そして、ようやくやりたいことが出来るアプリが見つかった。それがMacroDroidである。

使い方は今まで通りで、トリガーとアクションを設定するだけで良い。 アクションの具体的な設定は、

  • リクエストメソッド は POST
  • URL には GAS をデプロイした時に発行された URL (https://script.google.com/macros/s/XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX/exec)を指定
  • リダイレクトを許容するにチェック
  • コンテントボディのコンテントタイプに application/json
  • コンテントボディには、 は { "password": "任意のパスワード", "userName": "任意の名前", "action": "unlock" }
    • 任意のパスワードは、エンドポイント認証用ダイジェストの時に指定したパスワード。
    • userName の名前は sesami に表示される名前なので、適当に
    • action には unlock、lock、toggle のどれかを指定する

GAS をトリガーとして使う場合、リダイレクトを許容するにチェックが入っていないと動作しなかったので、そこだけ注意が必要だ。 それ以外のつまずきポイントはない。

使用感について

まず、ちゃんと Geofence が動作しているのがありがたい。 IFTTT は、最初の数回はちゃんと動くのだが、すぐにポンコツ化して全く反応しなくなった。 アプリの作り込みが甘すぎるんじゃないかな。 まあ、IFTTT にとって、アプリの作り込みなんて本質じゃないから、気合い入れて作ってないんだろうけれど。 その点、MacroDroid はこのアプリが命なので、ちゃんと動作するように作られており、気合の入れ方が違う。

Geofence に関しては、分単位でチェックしているっぽいので(この辺は作りが甘いなと思いつつ、多分 Android の制約上そうするしか無いんだろうと邪推)、タイミング次第では帰宅時に即ドアが開くみたいな事は無い。 とはいえ、ほとんどのケースでロック/アンロックが有効になっているので、ユーザ体験的には合格点。

Nature remo と、Sesami4 というおもちゃで自宅をスマート(笑)ホーム化してみて数ヶ月になるが、自動ロック/アンロックはやっぱり便利。 自動締め出しというリスクに関しては、鍵かスマホのどちらかを持ち出せば解決出来るので、そこは大丈夫。 むしろ、鍵を忘れずに移動するようになったので、自動締め出しの恐怖が良い習慣に繋がったと言えよう。 コロナ期間中はほとんど家にいたので、鍵を携帯するという習慣が消え去っていたが、今回の導入により自分の習慣を変えることが出来てホッとしている。

それにしても、Sesami は WiFi 経由じゃないと快適に扱えないのが残念。アプリの作り込みもそうだし、Bluetooth による反応が遅すぎる。 そもそも、Bluetooth の通信が遅いだけなんだとは思うので、Sesami 側の問題というより、プロトコルが抱える欠点だろう。

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