スキップしてメイン コンテンツに移動

骨董品 Bluetooth keyboard を Android Tablet につなげる

骨董品 Bluetooth keyboard を Android Tablet につなげる。

部屋の中に iGo Think Outside Stowaway Ultra-Slim Keyboard が転がっていた。 LooxU とつなげるために買った気がするけれど、そうでないかもしれない。 そう言えば、このブログは LooxU を購入したのがきっかけで始めたブログだ。

探してみたら黒歴史が見つかった。 やはり、人間なんでも書いておくべきである。

自分が持っているのは、iGo ブランドになった、Stowaway Ultra-Slim Keyboard で、多分この記事を書いて数カ月後くらいに手に入れたのだろう。明確な記憶が無いが、確か個人輸入で購入した気がする。 あの頃は大分チャレンジャブルだったなぁ。 という訳で、思い入れも深く、中々捨てられなかった一品。

という事で、同じく部屋に転がっている Android Tablet に繋いでみた。 まず、電源の入れ方とか、Bluetooth 待機モードとか色々忘れて、英語圏のマニュアルを探し出すことから始めた。 簡単にまとめると

  • 電源の on/off→ スライドして開ければ on、閉じれば off。
  • Bluetooth 待機モードへの入り方 →Ctrl+Blue Fn+Green Fn→ 緑のランプが点滅すれば、OK。

こんな感じ。 後は適度に Android の設定をすれば普通に繋がって普通に使えた。 ヤバい。

この Stowaway Ultra-Slim Keyboard は、取外し可能なPDA用のスタンドが付いているのが一番のポイント。 PDA スタンドというゾンビが令和の時代になって蘇るだなんて誰が想像しただろうか、いや、出来ない。 9 割ぐらいは冗談として、1 割ぐらいはマジだ。

実際にタイピングテストをしてみたけれど、存外悪くない。 キー配列が、印字されているのとアンマッチだが、そこは脳内キー配列を覚えればいいので、慣れるまで打ち込めば良い。

それにしても、2007 年、あるいは 2008 年に購入した Bluetooth Keyboard が未だに使えることに感動する。 15 年間という漬け込み時間を経由して、奴は蘇った。 15 年間も共通で使えるプロトコルが維持されているという事に僕は感謝すべきなのだろう。 当時のブログをちょっとだけ読み漁って見たが、Bluetooth に異様に関心を持って、色々ガジェットを買っていた時期だ。 あの当時は、Bluetooth のスペックが色々と足りず、大分無駄な先行投資をしてしまったなと今になると思う。 とは言え、その先行投資が回り回って今回収出来ていると思うと、まあ悪くは無いかなという気持ちである。 実際、今でも Bluetooth で動く製品は好きだし、良く使っている。 マウスとイヤホンぐらいだけれど。

……それにしても、PDA なんて言葉本当に何年ぶりだろうか。 懐かしいなぁ。PDA の正当進化がスマートフォンやタブレットだと思うんだけれど、当時はこういう世界が到来するとはあまり考えていなかったなぁ。 iPhone も Android もあったけれど、こんなに身近で便利な文字通りの「パーソナルコンピューター」がこれだけ世界に浸透するとは想像だに出来てなかった。 にもかかわらず、Bluetooth と Felica に関して異様に関心度が高かった当時の僕は若かったんだなと改めて感じる。 書いている事は、当時からほぼ変わらず、人間の方はあまり変化しないが、人間社会の方は劇的に変わっていくという結論を本日のブログのオチにしよう。

コメント

このブログの人気の投稿

EFIブートローダを移動した話

EFIブートローダを移動した HX90に環境を整え終わってから、アホな事をしたので、その記録を残す。 SSD: Cドライブ SSD: Dドライブ(データストレージ用) + ESP※ SSD: Eドライブ(データストレージ用) ※ESP(EFI System Partition) インストールした時、こんな構成だった。 ESPがDドライブにあるのが気持ち悪かったので、これを削除した。 そしたら、BIOS画面が出るだけになり、Windowsが起動しなくなった。 移動手順 この時の自分はMBRをふっ飛ばした時と同じ現象だと思ったので、MBRというキーワードで検索したが、今はEFIブートローダーと呼んでいるらしい。 【Win10】任意のディスクにEFIブートローダをインストールする 色々検索した結果この記事が参考になった。 Diskpartを使って、パーティションを新たに分割し、bcdbootを実行して、無事に事なきを得た。 パーティションの分割はこんな感じ Diskpart Select volume 0 shrink desired = 200 Select disk 0 Create partition EFI size=200 Format quick fs=fat32 label="ESP" Assign letter=P exit EFIブートローダーのインストールはこんな感じ bcdboot C:\Windows /s P: /f UEFI ちなみに、自分の環境だけの問題なのだが、コマンドラインで、「\」を入力するのができなかった。我が家のキーボードはHHKBだけなので、日本語配列を無理やり適用されると、バックスラッシュが入力できないという不具合が生じる。 結局、コマンドプロンプトからマウスで範囲選択してコピーして貼り付けるという荒業でクリアした。 普通の人は、何も考えずに、\を入力すれば良い。 最終的に SSD: Cドライブ + ESP※ SSD: Dドライブ(データストレージ用) SSD: Eドライブ(データストレージ用) ※ESP(EFI System Partition) という構成に切り替えることができた。

Windows版gVimをアンインストールした日

Windows 版 gVim をアンインストールした話 以前に、 Windows11 on WSL2 + wezterm + Neovim = 最強開発環境 という痛々しい記事を書いたのだが、その続きの記事と言っても過言ではない。 この記事は Vim 駅伝 の 3 月 1 日の記事である。 前回はぺりーさんの netrw を使うために という記事だった。 次回は kuuote さんの Vim 側の組み込みプラグインを無効化するハック という記事である。 gVim との付き合い 思い返してみると、gVim との付き合いは大分長くなった。エディタとしては 自分の人生の中で最も長く付き合ってきたエディタ と言える。Vim のインターフェースとして gVim を何度も使ってきた。自分の手持ちのマシンは Windows なので、必然的に gVim を選択肢として選ぶ必要があった。 gVim の良さは何か。それは、Windows とのシームレスな関係であり、Windows OS の機能をそのまま使いたい場合に有用である。かつての自分にとってこの部分は非常に重要であった。具体的には、印刷機能と画面半透明化機能であり、これが無いとやってられないという認識であった。 しかし、時代が進み、自分の技術力の向上や考え方の変化、さらに Vim 周りのプラグインの更新が進むと gVim で運用していく事がだんだんと億劫になっていったというのが事実である。故に、 WSL2 上で動く Neovim の快適さに心が打ち震えた のである。 技術力の向上に伴う考え方の変化 かつての自分は 何でも gVim で処理したいな と考えていた。メールを見たり天気を見たり、Twitter を見たりするのに、gVim を活用していた。かつての Emacs 使いの guru のような立ち位置を目指していたというのがある。2000 年代初頭にインターネットに多少なりとも触れていた人ならば、「それ Pla」という古の単語を思い浮かべるかもしれない。この概念を持ち出すのはあまりにも古すぎるが、結局言いたいのは、 1 つの手法で全部をこなす という考え方だ。ネットを見るのにわざわざブラウザに切り替えるのはもったいないという今となっては情熱に似た何かを当時は多くの人が持っていた。 しかし、自分自身の技術力

javascriptは外部ファイルにした方がいいの?それとも、インラインの方が良いの?

事の発端 os0xさんのブログコメント で、javascriptの書き方について、面白いやり取りがありましたので、それについての私見を書きたいと思います。 結論から言いますと、プログラマ的な立場から言わせて頂くと、外部ファイル管理が望ましく、コーダ的な立場から言わせていただくとインラインが望ましいです。 なぜそのような結論に至ったのか、まずは経緯を御覧ください。 コメント欄でのやり取り os0xさんのブログコメント欄を引用しています