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ddu-source-rgを導入した

ddu-source-rg を導入する

Slack の vim-jp に、grep 何を使っていますか~と問いかけたら、ddu-source-rg 使ってるよ~という情報をいただき、早速導入した。

まずは、本家に書いてあるような設定を施す。

ripgrep のインストール

まずは、ripgrepをインストールする。 すでに導入済みの人はこのステップを飛ばして良い。 自分は Windows 環境なので、Scoopで導入した。

Scoop を導入していない人は、Scoop を先に導入する事。 PowerShell で下記コマンドを叩き込めば、勝手にインストールされる。

Set-ExecutionPolicy RemoteSigned -Scope CurrentUser # Optional: Needed to run a remote script the first time
irm get.scoop.sh | iex

Scoop の導入が完了してるならば、ripgrep をインストールする。

scoop install ripgrep

ddu-source-rg の導入

ddu-source-rg は、Plug やら dein やらでインストールする。 自分は、dein.toml で管理しているので、dein.toml に

[[plugins]]
repo='shun/ddu-source-rg'

を追記しただけ。 後は、dein#install()を実行。

ddu-source-rg の設定

本家にはシンプルに

call ddu#custom#patch_global({
    \   'sourceParams' : {
    \     'rg' : {
    \       'args': ['--column', '--no-heading', '--color', 'never'],
    \     },
    \   },
    \ })

と書いてあるので、ddu#custom#patch_global に同じ設定をすれば良い。 ごちゃごちゃしてるけれど、自分のはこんな感じに設定している。

call ddu#custom#patch_global({
    \   'ui': 'ff',
    \   'sources': [
    \     {'name':'file','params':{} },
    \     {'name':'file_rec', 'params': { 'ignoredDirectories': ['.git', 'node_modules', 'vendor', '.next']}},
    \     {'name':'mr'},
    \     {'name':'file_point'},
    \     {'name':'register'},
    \     {'name':'buffer'},
    \     {'name': 'colorscheme'},
    \     {'name': 'rg','options': {'matchers': []}},
    \   ],
    \   'sourceParams' : {
    \     'rg' : {
    \       'args': ['--column', '--no-heading', '--color', 'never'],
    \     },
    \   },
    \   'sourceOptions': {
    \     '_': {
    \       'matchers': ['matcher_substring'],
    \     },
    \   },
    \   'kindOptions': {
    \     'file': {
    \       'defaultAction': 'open',
    \     },
    \     'colorscheme' :{
    \       'defaultAction': 'set'
    \     },
    \   },
    \ })

sources に、rg を必ず追記する事。

コマンドの設定

この設定につまづいた。 というのも、本家にはそれが書いていないからだ。 自明の理だろという感じで、非常にストロングな印象を受ける。 ddu.vim は便利ではあるのだが、検索能力が無い人間には使えないプラグインという印象が強い。 あと、エヴァンジェリストが少なすぎる。 もう少し、分かりやすく設定を伝える人が必要だと感じている。

閑話休題。 自分は、いつものキーマッピングに下記を追加。

"" set ddu keymapping
nnoremap <SID>[ug] <Nop>
nmap ,u <SID>[ug]

nnoremap <silent> <SID>[ug]m :<C-u>Ddu mr<CR>
nnoremap <silent> <SID>[ug]b :<C-u>Ddu buffer<CR>
nnoremap <silent> <SID>[ug]r :<C-u>Ddu register<CR>
nnoremap <silent> <SID>[ug]c :<C-u>Ddu file_rec<CR>
nnoremap <silent> <SID>[ug]n :<C-u>Ddu file -source-param-new -volatile<CR>
nnoremap <silent> <SID>[ug]f :<C-u>Ddu file<CR>
nnoremap <silent> <SID>[ug]p :<C-u>Ddu file_point<CR>
nnoremap <silent> <SID>[ug]l :<C-u>Ddu colorscheme<CR>
nnoremap <silent> <SID>[ug]g :<C-u>Ddu -name=search rg -ui-param-ignoreEmpty -source-param-input=`input('Pattern: ')`<CR>

最終行の Ddu -name=search rg ...が追加した行。 これで、検索用の文字列を入力してくれるようになる。 dotfile を公開している人がいたので、それを参考にした。もう少しシンプルに書けるのかもしれないけれども、当面はこれで……。

感想

そもそものきっかけは、Denite grep と似たような事がしたかったという動機だったのだが、設定を完了する間でに30分くらい掛かった。 ddu.vim は非常に柔軟なプラグインで、設定が一発で決まれば本当に快適な Vim 生活を約束してくれるのだが、そもそも、設定があんまり転がっていない現状としては、中々普及には程遠いなという印象。 本家ドキュメントが英語で書いてあるストロングスタイルなのはもちろんの事、プラグイン開発者も、あまり親切なドキュメントを残さない傾向があるので、割りと苦労するイメージがある。 今後も、なにか新しいのを見つけたら、頑張って導入してその顛末を記事にしていければなと思っている。

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