翼の騎士正体考察
最新刊の宣伝
先日、最新18巻が発売された。七ツ星
最新刊読んでいない人は今すぐ購入して読もう。
翼の騎士について
翼の騎士の初登場は(恐らく)7巻P94。シルエットのみの登場。本格的な登場は9巻のP31以降。 本格登場から、ゼノン戦士団の才牙を十分以上に使いこなしていて、正体は一体誰なのだろうと考えさせられるキャラだ。
翼の騎士は
- ゼノン戦士団を良く知っている
- ゼノン戦士団の才牙を使いこなせる
- 武器としてミニガンを持っている(9巻P82)
- 武器として長剣(?)を持っている(12巻P115)
- 長剣と天力を使って弓矢のように放つことが出来る?(12巻P126)
- クルスと同時に存在してるページがある(=クルスではない)(11巻P123)
- 才牙は持っていない
- 時間制限がある(12巻P138)
- 時間になったり、一定上のダメージを受けると光になって消える(12巻P140)
- ビィトは素顔を知っている(16巻P61)
- グランシスタ王と顔見知り(18巻P63)
といった要素が挙げられているが、決定打は今のところ無い。 とは言え、ここまで出揃った要素について考えると、幾つかの候補が挙げられる
翼の騎士の正体候補
上記の要素から、翼の騎士の正体は基本的にゼノン戦士団の誰かである事は確実だろう。 その場合、候補は三人になる。
- ゼノン
- アルサイド
- ブルーザム
候補1 ゼノン
ベルトーゼとの戦いで光となって消えてしまったゼノンが翼の騎士の正体と考える読者は多いだろう。 王道でひねり無く行くならば、ゼノンで良い気がする。 ゼノンほどの能力があれば、ゼノン戦士団の才牙を使いこなせるというのも納得だし、光となって消えるのも、回想シーンからある程度納得の行く材料として挙げられる。
しかしながら、ゼノン(=実の兄)との再開なのに、思った以上にビィトが喜んでいないというのが個人的には引っかかっている。三条陸氏は何もひねらずに伏線回収するよりも、一捻り入れて伏線を回収するケースが多いため、個人的にはゼノン説は弱いと思っている。 というより、あからさま過ぎて、それ以外の可能性を考えるようにと思考が誘導されているのかもしれない。
候補2 アルサイド
頑なに実際の顔が描かれていないキャラその1がアルサイドであり、ひねりを入れるとすればこちらが翼の騎士候補もありだと思う。 しかし、アルサイドが正体だとして、どうして他のキャラの才牙を使いこなせるのかという謎や、光って消えるのはなぜなのかとか色々疑問が湧く。 ニードル銃を使ったり、弓矢のような天力の使い方をする姿から、近接戦闘よりも遠距離攻撃の方が元々得意なのかもしれないという匂わせはされている。 後押し出来る要素は少ないが、アルサイドは候補として考慮する余地が十分にある。
候補3 ブルーザム
頑なに実際の顔が描かれていないキャラその2がブルーザム。武器の性能の高さばかりがピックアップされていて、肝心のブルーザムの情報はほとんどない。あえて描いていないという感じだ。 そもそも、筋骨隆々の男なので、真っ先に候補から外されるキャラではある
もし、ブルーザムが翼の騎士だとするならば、これは相当に捻ったケースになる。体型はどうしたのかという疑問が大前提としてあるため、候補力(?)はかなり弱いと言える。
考察
さて、上記の候補3人に絞った上で、僕自身の結論としてはアルサイドが翼の騎士の正体だと考えている。 先述したように、ゼノンが正体だとしたらあまりにもひねりがなさすぎるし、ブルーザムが翼の騎士をやるには、体型的にキツイ。 消去法としてアルサイドが翼の騎士なのでは無いかと、今は考えている。 いずれ答えは出てくると思うので、それまでに、この考察を楽しんでいきたいと思う。
アルサイドが翼の騎士だとして、以下の2つに関してはどこかで疑問を解消される必要があると思う。
- どうして光になって消える(=制限時間がある身体になった)のか
- ゼノン戦士団の才牙を使いこなせるのはなぜなのか
身体に関しては、ゼノンのやり方を真似て出来るようになったぐらいしか考えられないが、アルサイドに関する描写が少なすぎて彼がどこまで天力を扱えるのか分からず、その方法すら考察出来ない状態だ。 また、2番目の疑問に関しても、他人の才牙をそんな簡単に使いこなせるのかという素朴な疑問が湧く。 天力に関してとてつもない才能があったという後付でもされない限りはこの答えにはならないので、早く正体を知りたい。
蛇足。一応、翼の騎士の素顔はある程度隠された状態とは言え、劇中で描かれている。ゼノンの横顔とみなせるし、違う男ともみなすことが出来る。唯一分かるのは、彼が二重の優男であるというくらいか。一応見返すと、輪郭だけはゼノンとアルサイドは似通ってるんだよなぁ。
コメント
コメントを投稿