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プログラマに読んで欲しい、今、一番アツい漫画

それは!

Whay, booting!

現在、ビッグコミックスピリッツで絶賛連載中の
「王様達のヴァイキング」
です。
さだやすさんによる作品で、この作者さんのデビュー作ですね。
中心になるのは、天才ハッカー・是枝一希、そして、エンジェル投資家・坂井大輔。 この二人がコンピュータを介して「世界征服」を目指すというストーリーです。

絵柄

まず、漫画に一番影響力のある絵柄ですが、非常に癖があります。
一般受けし辛い絵柄なのですが、そこは我慢しましょう。
見慣れてくると、味があるなぁと思うようになれます。
言うなれば、初期荒木飛呂彦に近い感じですかね。

キャラクター

キャラクターの造形はかなりしっかりしています。
作者さんが各キャラクターを自分の中で上手に消化しているので、皆が勝手に動きまわっていますね。
当然ながら、一癖も二癖もあるキャラがいっぱいなのが良いですね。

ストーリー

毎回ハラハラドキドキさせてくれいて、飽きない工夫がされています。
途中から読んでも十分に楽しめるようになっているのは、素敵ですね。
なので、今週から、読み始めてもOk。

ディテール

実はこの漫画、ディテールが滅茶苦茶凝っています。
特にコンピュータ関係の部分は抑えるべきところをしっかり抑えています。
コンピュータに詳しい人でも、おお、解ってるじゃんという用語や使い方をしていて、ニヤリと出来ます。
是枝の愛機がThinkpad X41というのも良いですね。
これで、Macとかが出てたら、一部のApple嫌いからギャーギャー言われそうですが、そこを上手く回避してるなーってかんじです。

で、結局読むべきなの?

読むべきです。

プログラマじゃない人でも、ハマれます。
主人公が成長していく様は見ていて感じるものがあるはずです。
また、主人公に共感出来ないとしても、周囲の人々がどうやって彼をケアしているのか、といった点からも凄く学べることがあります。
僕は漫画が好きだから、ずっと読み続けてきたし、これからも読み続けると思うけれども、昔の文学作品のように、漫画から学べることはたくさんあると思います。
だから、みんなもっと漫画読もうぜ!!

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