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二郎風ラーメンを自作した話

自作二郎風ラーメンを作った

コロナウイルスで気が滅入る日々を過ごしている皆さん、こんにちわ。
こういう時だからこそ、自宅で出来る簡単なレシピをご紹介します。

以前から作ろうと思っていた、二郎風ラーメンを自作した。
きっかけは、おうち麺TVさんだ。
毎週コンスタントにラーメン作りをアップしている動画だが、この動画を見て、ラーメンという食べ物がどうやって作られているかが分かったので、その一環として作成したという次第である。

ラーメンとは

ラーメンは、

タレ+スープ+麺+トッピング

で構成されている食べ物である。

最初は、それぞれが、どういう役割を果たすのか理解していなかったのだが、おうち麺TVさんの作成風景を眺めるうちに、タレ=調味料、スープ=出汁だということを理解した。
タレは、ラーメン全体の味を決めるもので、ここに、塩分や甘みを詰め込む。出汁は、その塩分や甘みをブーストさせるうま味を詰め込む。
最後にこれらを合わせる事で、うま味の相乗効果を生むというのが、美味しいラーメンを作るための基本である。

タレとスープの親和性を高めるついでに、トッピングにもなるのがチャーシューである。
チャーシューというか、単なる煮豚なんだけれど、煮豚を作るついでにタレもスープも作れるラーメンは何かなと考えたら、結論として二郎風ラーメンが出てきた。
二郎風と書いているように、ラーメン二郎は自宅で再現出来ないブツである。

まず、麺が無理。そして、タレ部分が無理、スープはギリギリ行ける。そんな感じ。
二郎風のなんちゃってラーメンならば、素人でも構築出来るので、今回はそれを目指した。

スープを仕込む

最初に仕込むのはスープだ。
スープもなるべく簡単にしたい。豚骨からやるような本格的なものではなく、チャーシューを煮込んだスープをそのままラーメンスープにするという超手抜き料理である。
スープの材料は下記の通り

  • 豚肉(チャーシューにしたい分) 好きなだけ
  • キャベツの芯 好きなだけ
  • 玉ねぎ 好きなだけ
  • しょうが 好きなだけ
  • 昆布 2枚
  • 日本酒 好きなだけ
  • ネギ頭 適当
  • にんにく 適当
  • 豚背脂 適量

今回は豚肩ロースを用意した。
スープのうま味は和風ベースに寄せたが、中華風に寄せても良いかもしれない。自分の好きなのを適当に詰め込めばいい。
今回は、とにかく適当に圧力鍋に放り込んで煮込んだ。
キャベツは半玉の芯を全部ぶっこみ、玉ねぎは冷蔵庫の中に余っていた2個をぶっこんだ。ネギ頭も青い部分を2個。にんにくはなんか適当にいっぱい入れた。しょうがは半分にぶったぎって入れた。
日本酒も適当に入れて、後は水で調整。
ふと、心変わりして、寝かせておいた自家製梅酒もぶちこんだ。
料理はライブである。

煮込みは1時間煮た後、圧力を30分掛けて、その後さらに1時間ほど煮込んだ。

豚の背脂を取り除いて、材料を濾すという工程を入れてもいいが、自分で食べるだけなので、その工程は省いた。
スープを入れる時に取り除けば良い。

タレを仕込む

スープを煮込んでいる横で、タレを仕込む。
タレの材料は下記の通り

  • しょうゆ 適当
  • 日本酒 適当
  • みりん 適当
  • ハイミー 適当

タレは、うま味と塩味を加える部分なので、かなり濃い目に作っても良い。
後で、煮込んだ豚をこれに漬け込んで、豚のうま味も親和させるので、まーまー量を作っても良い。
どうせ2杯分くらいにしかならない。

上記の材料を小鍋に入れて、沸騰させる。
粗熱が取れた後、ジップロックに入れる。
煮込み終わったスープから豚を救出し、ジップロックの中に放り込む。
そのまま粗熱が取れるまで待ち、冷蔵庫に投入する。
1日ぐらいは冷やしておく。

仕上げる

翌日。
冷え固まったスープに火を入れ、脂を溶かす。かなりの背脂の量に背徳感を感じつつ、もう一つの鍋で野菜を茹でていく。

トッピングはもやしとキャベツ。もやし1袋とキャベツ適量を鍋に入れて茹でておく。
好みが分かれると思うが、野菜はクタクタに煮込んだほうが好きだ。
それをザルにあげて湯切りをしておく。

冷蔵庫から豚を取り出し、丼(ボール)に、豚を漬け込んでいたタレを適量入れる。
そこに、追いハイミーをして、味をブーストさせる。

ついでに、豚を適量取り出し、食べやすく切り分けておく。

にんにくをみじん切りにしていく。
にんにくはお好みで。

麺は、生パスタフェットチーネを使う。
麺を鍋で茹でる。湯で時間は3分と書いていたが、デロデロ麺の方が好きなので、5分茹でた。

麺が茹で上がったら、まずスープを丼に入れる。その後、麺を入れ、トッピングである野菜とにんにくと豚を入れる。
今回は好みでメンマを入れたが、これは別に無くても良い。

実食

まず、予想以上に美味しく出来ていた事にびっくりした。やはり化学調味料は少々の失敗をガッツリとカバーしてくれる。
そして、スープは思った以上に甘く仕上がっていたのは、今回の反省点かなと思った。
梅酒を入れたのが原因である事は明らかなので、次回は入れないようにしよう。
スープ自体のうま味は、やはり豚骨などから取っていないので、だいぶペラペラな感じだった。
味の複雑さが少なく、二郎のあのジャンキーさが足りなかったのがもったいない。

しかしながら、ホロホロと溶ける豚、ほどよい硬さの麺、クタクタで甘みのある野菜、そして食欲に刺激を与えるにんにくとあらゆる要素が二郎系にもとめているソレを満たしてくれたので、個人的には大満足である。

最後に

自作二郎風ラーメンの、初号機はまずまずの出来だった。
豚の背脂が今冷凍庫の中で眠っているので、また気が向いた時につくってみたいと思っている。
次回はやっぱり豚骨とかモミジとかその辺を入れてしっかりとしたスープを作りたいなと思った。
あと、製麺とか出来るようになりたい。


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