前口上
全国2000人くらいのgit+Vimファンの皆様こんにちは。今日も元気にVim触っていますか。
git push、git pullしていますか。
今回この記事をまとめたのは、快適開発環境を手軽に作るためです。
今、学生やノンプログラマでVimやgitに触ってみたいなぁと思い始めてる人の参考になればなと思います。
目的
- USBで持ち運べるVim環境の構築を目指す(ここでは、Cドライブ直下に作成してるけど、ドライブ名を変更すればUSBメモリでも使用可能)
- gitとの親和性をアップする
- (出来れば、Vimでかなりのことが出来るようにしたい)
対象読者
下記の項目に一つでも当てはまるならば、大丈夫です。- コマンドプロンプトでの作業が苦にならない
- キーボードで操作する自分がちょっと好き
- いい加減、gitに触れてみたいけど、どうやって環境構築すれば良いか分からない
- gvimによる作業が最近楽しくなってきた
- Windowsって$HOMEが判りづらい場所にあるのでィラッとしている
- そろそろ、魔法遣い[Wizard]になりたい
- Vundleでプラグイン管理したい
- vimshell萌える。vimshellたん、はぁはぁ
導入するplugin一覧
- vundle(必須)
- git clone git://github.com/gmarik/vundle.git
- neocomplcache.vim(必須)
- git://github.com/Shougo/neocomplcache.git
- zencoding-vim(必須)
- git://github.com/mattn/zencoding-vim.git
- vim-surround.vim(必須)
- git://github.com/tpope/vim-surround.git
- vimshell.vim(推奨)
- git://github.com/Shougo/vimshell.git
- unite.vim(推奨)
- git://github.com/Shougo/unite.git
- vimproc(推奨)
- git://github.com/Shougo/vimproc
- quickrun.vim(推奨)
- git://github.com/thinca/vim-quickrun.git
- git-vim(推奨)
- git://github.com/Shougo/git-vim
メモ
- 殆どShougoさんのやん……
- 今、vimのプラグインは殆どgithubで手に入るね←これ、重要
実際の手順
- Vimのダウンロード
- Kaoriya版を落とす
- http://www.kaoriya.net/software/vim
- Portable Gitのダウンロード
- msysgitのportable版を落とす
- http://code.google.com/p/msysgit/
- 俺俺Portableディレクトリ生成バッチをCドライブ直下に作成し、実行する
(cmd.exeを立ち上げても良いし、ダブルクリックしても良い)
mkportable.bat
:: make portable dirctory @echo off mkdir portable cd portable mkdir home mkdir apps
- ファイルのコピー
VimとPortable Gitを展開して、appsにコピーする
(vimのディレクトリ名とportable gitのディレクトリ名はそれぞれ変更しておく事)
ディレクトリ構成はこんな感じ
+portable +home +apps +vim +git
- C:\portable直下に、以下のbatを作成し、実行
startgit.bat
:: for git @echo off @set PATH=%PATH%;C:\portable\apps\git\bin;C:\portable\apps\vim; @set HOME=C:\portable\home cd %HOME% start bash --login -i
こうする事で、$HOMEがC:\portable\homeになる上、使いづらいコマンドプロンプトが多少使いやすいbashライクになります。
以下のコマンドを試してみてください。
git --version gvim --version
成功していれば、それぞれバージョン番号が表示されます。
コマンドが上手くいかない場合は大抵パスが通っていません。
startgit.batの内容を確認して下さい。
- gitの設定
ユーザ名とメールアドレスは自分の物を利用してください。
git config --global user.name "Arc Cosine" git config --global user.email "arc@tunsns.net"
- profileを変更する
apps/git/etc/profileに以下の一行を追加
export GIT_EDITOR=gvim
こうする事で、githubにコミットする時日本語が使えるようになります(多分)
- home/.sshフォルダを作り、秘密鍵をコピーする。(飛ばしてもおk)
この作業は必要があればです。
よく分からない人は作業しなくても問題ありません。
- home/.vimフォルダを作る
後述しますが、home/.vim以下にvundleプラグイン一個だけ入れます
以下のコマンドを実行してください。
cd /c/portable/home mkdir .vim
- vundlerを追加する
homeで作業します。
以下のコマンドを実行してください。
cd /c/portable/home git clone git://github.com/gmarik/vundle.git .vim/vundle
- _vimrcを編集する
まず、コマンドラインで以下のコマンドを入力します。
start gvim _vimrc
gvimが起動しますので、下記のセッティングを追加します。vimの基本操作は頑張って勉強してください(ぇ
"for vundler set rtp+=~/.vim/vundle/ call vundle#rc() Bundle 'Shougo/neocomplcache.git' Bundle 'Shougo/vimshell.git' Bundle 'Shougo/unite.vim.git' Bundle 'Shougo/git-vim' Bundle 'Shougo/vimproc' Bundle 'tpope/vim-surround.git' Bundle 'thinca/vim-quickrun.git' Bundle 'mattn/zencoding-vim.git'
- :BundleInstallを実行して、感動する←これ大事
- vimprocをコンパイルする(飛ばしてもおk)
これは、出来る人だけ。
MSYSとか入れて入れば普通にmakeすれば出来る。
わからない人は、vimshellとvimprocとunite.vimを入れなければおk.
- 以上で環境完成です。お疲れ様でした
蛇足
https://github.com/ArcCosine/vimconfig僕の_vimrcと_gvimrcです。
これを突っ込めば、見た目と操作感が僕の使っているvimっぽくなります。
とはいえ、素人にはオススメできない、諸刃の剣。
後、まだ構築途中なので、本気モードじゃない←
つまり、まだこの_vimrcは3段階返信出来るのです。
これがどういう意味かお分かりですか。
(オチ無し)
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