2008年5月22日木曜日

見える化という言葉にだまされるな

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 「見える化」最近IT関連で良く使われる言葉ですが、一体何を見たいのか良く分からないくせに言葉だけ切り取って盛り上がっている人々を見ると、正直かなり萎えます。
 事の発端はトヨタ式の無駄を無くすという発想から来た、開発手法。カンバンだったりカイゼンだったり、まあ、その辺はどうでもよろしい。
 仕掛け人は誰なのか詳しくは知りませんが、少なくとも今まで見える化を意識していなかった企業が無理やりそれを取り入れても、あんまり意味が無いかなぁと思うしだいです。
 今までろくに開発者(あるいは従業員)の事を「見ていなかった」経営陣が急に「見える」訳がないじゃないですか。
 逆にちゃんと「見ていた」経営陣にとってはいまさら感がしているのではないかとかんぐってしまいます。

 と不満を一通りブチマケテからっと。
 経営者が見たいのは、まさしく従業員の顔。顔と言っても、そんなに顔が見たければ集合写真を撮れとか言われるので、そっちの顔じゃないよと言っておく。
 要するに表情。従業員の誰が不満を持っていて、誰が不満を持っていないか。従業員が何をしたいか、何を自分たちにして欲しいのか。そういうのが見たいと思う経営者の人はどーするかというと、そういうツールなんか使わずに、個人個人に話を聞いてどうしようと自分の中でまとめる。
 そんなこと出来るかボケぇと言われるのが関の山で、実際出来ません(笑)

 じゃあ、出来るようにするにはどうするの? → ツール使えばいいぢゃん → 「見える化」って言葉カッコ良くねwwww → 見える化最高!(今ココ)

 つう事で、見える化って言葉にだまされて踊らされている経営陣の方々ご愁傷様です。
 自分は、ただの雇われ技術者ですし、経営に携わっているわけでもない。
 でも、個人個人を見ないトップ(あるいは上司)にはついていきたいとは思わない。
 最低限でも、自分の部/課のトップは自分の事を見てくれているので、今の職場はとても働きやすいです。
 それに比べ、お客様のところと言ったら……。

 いわゆる、大企業様は空洞化がますます激しくなっていて、ほぼすべてを外注!
外注!って感じになっていて、技術力はゼロ。頭のいい人はいっぱいいるけど、中身が空っぽって人ばかりなのを間近に見てしまうと、やっぱり大企業行かなくて良かったなぁと切実に思う。
 でも、その大企業が一番稼いでいるんだよねぇ。世の中不思議だ。
 自分は、自分の幸せを追求する駄目人間だから、小さな会社で働くほうが幸せだと思うタイプ。
 だってさ、そんなツールを使ってご機嫌を観察されるのもどうかと思う。
 やっぱり人間同士なんだから、顔と顔を突き合わせて、腹を割ってしゃべらないと面白くないでしょ。

 と、旧世代じみた言葉を書き散らしてみる。
 若いんじゃなくて、老獪なだけだよな、自分は、きっと。

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