スキップしてメイン コンテンツに移動

Next.js 13 以降で PWA を有効にする

Next.js 13 以降で PWA を有効にする

2023/5/28追記:さらに良い設定を、新しい記事に書いたので、そちらを参照の事。

多分、その内 next-pwa が対応するので、待ってれば大丈夫だと思うが、どうしても今すぐに対応したい人用のパッチコード。 バージョンは、

  • next ^13.4.2
  • next-pwa ^5.6.0

となっている。 修正するファイルは、next.config.js

next.config.js

/** @type {import('next').NextConfig} */
const path = require("path");
const isDev = process.env.NODE_ENV !== "production";
const withPWA = require("next-pwa")({
    dest: "public",
    disable: isDev,
    exclude: [
        // add buildExcludes here
        ({ asset, compilation }) => {
            if (
                asset.name.startsWith("server/") ||
                asset.name.match(
                    /^((app-|^)build-manifest\.json|react-loadable-manifest\.json)$/
                )
            ) {
                return true;
            }
            if (isDev && !asset.name.startsWith("static/runtime/")) {
                return true;
            }
            return false;
        },
    ],
});

const nextConfig = {
    experimental: {
        appDir: true,
    },
    reactStrictMode: true,
    webpack(config) {
        const registerJs = path.join(
            require.resolve("next-pwa").replace(/index.js/, ""),
            "register.js"
        );
        const entry = config.entry;

        config.entry = () =>
            entry().then((entries) => {
                // Automatically registers the SW and enables certain `next-pwa` features in
                // App Router (https://github.com/shadowwalker/next-pwa/pull/427)
                if (
                    entries["main-app"] &&
                    !entries["main-app"].includes(registerJs)
                ) {
                    if (Array.isArray(entries["main-app"])) {
                        entries["main-app"].unshift(registerJs);
                    } else if (typeof entries["main-app"] === "string") {
                        entries["main-app"] = [registerJs, entries["main-app"]];
                    }
                }
                return entries;
            });

        return config;
    },
};

module.exports = withPWA(nextConfig);

元ネタ

元ネタのコードはNext v13 app-build-manifest.json - Does not register a service worker that controls page and start_url #424

ちなみに、webpack のオプションの

const registerJs = path.join(
            require.resolve("next-pwa").replace(/index.js/, ""),
            "register.js"
        );

ここは、僕が手を加えた部分。 ビルド時のエラーフィックス。 特にコメントする必要は無いのでコメントしていないし、そもそも、next-pwa に対応して欲しい所。 バージョンアップしてくれないかなぁ。 フォークしたプロジェクトがすでに幾つか生えているので、ニーズは大きい。 誰かやってくれねーなかぁ。

Next.js は 13 になってから、なんか色々と前の資産が使えなくなっている。 app ディレクトリで色々管理できるのは便利なのだが、Next.js12 で培ったノウハウが割りと使いまわし出来ないのはつらい。 フロントエンド周りは過去を振り返らない縛りでもしているのかというくらい、前のめりな界隈なので今更感はあるのだが、実際に自分で対応するようになると色々と文句も出てくるものだ。

とりあえず、今の案件で PWA 対応しなきゃならなかったので、めっちゃ頑張って調べて対応した。 日本語情報が乏しいので、頑張る……。 やっぱり、英語出来なきゃ駄目だよなぁ。

コメント

このブログの人気の投稿

EFIブートローダを移動した話

EFIブートローダを移動した HX90に環境を整え終わってから、アホな事をしたので、その記録を残す。 SSD: Cドライブ SSD: Dドライブ(データストレージ用) + ESP※ SSD: Eドライブ(データストレージ用) ※ESP(EFI System Partition) インストールした時、こんな構成だった。 ESPがDドライブにあるのが気持ち悪かったので、これを削除した。 そしたら、BIOS画面が出るだけになり、Windowsが起動しなくなった。 移動手順 この時の自分はMBRをふっ飛ばした時と同じ現象だと思ったので、MBRというキーワードで検索したが、今はEFIブートローダーと呼んでいるらしい。 【Win10】任意のディスクにEFIブートローダをインストールする 色々検索した結果この記事が参考になった。 Diskpartを使って、パーティションを新たに分割し、bcdbootを実行して、無事に事なきを得た。 パーティションの分割はこんな感じ Diskpart Select volume 0 shrink desired = 200 Select disk 0 Create partition EFI size=200 Format quick fs=fat32 label="ESP" Assign letter=P exit EFIブートローダーのインストールはこんな感じ bcdboot C:\Windows /s P: /f UEFI ちなみに、自分の環境だけの問題なのだが、コマンドラインで、「\」を入力するのができなかった。我が家のキーボードはHHKBだけなので、日本語配列を無理やり適用されると、バックスラッシュが入力できないという不具合が生じる。 結局、コマンドプロンプトからマウスで範囲選択してコピーして貼り付けるという荒業でクリアした。 普通の人は、何も考えずに、\を入力すれば良い。 最終的に SSD: Cドライブ + ESP※ SSD: Dドライブ(データストレージ用) SSD: Eドライブ(データストレージ用) ※ESP(EFI System Partition) という構成に切り替えることができた。

PlemolJP導入

PlemolJP を導入した 思い立つことがあり、 PlemolJP をインストールする事にした。 自分は、PowerLine を使っているので、PlemolJP Nerd Fonts 版である、PlemolJP_NF をダウンロードしてインストールした PlemolJP の releases から、PlemolJP_NF_vx.x.x.zip をダウンロードする。 zip を展開し、PlemolJPConsoleNF-Regular.ttf をインストールする set guifont=PlemolJP_Console_NF:h18 を gvimrc に書く(フォントサイズはお好きに) ちなみに、これは Windows 限定の設定なので、Mac や Linux などで導入する際には、別の方法をオススメする。 余談 gvimrc に指定するフォント名が微妙にわかりづらい。 普段は、 set guioptions-=m してメニューバーは出していないが、今回は :set guioptions+=m を実行して、編集 → フォント設定からフォントを選び、フォント名に入力されている文字列をコピペして、スペース部分をアンダースコアで置き換えた。 この辺のルールとかに詳しい人にぜひとも教えて欲しい所。 導入した感想 今までの Powerline フォントはいまいちなのが多かったが、PlemolJP の表示は非常に良い。 今後はこちらをメインで使って行きたい。 あと、僕はヱビス派です。