柄にも無く映画を見てきました。「サマーウォーズ」、そう「時かけ」の細田監督の最新作です。
すっごい面白かったです。
泣きも笑いもしなかったけど、ものすごくエンターテイメントしていました。
ストーリーも素直でとても楽しめました。
素晴らしい。
以下、ネタバレ(反転してます)
キャラクターのキーワードは、覚醒、協力、消失、成長、帰還ですかね。
兎に角主人公クラスのキャラクターが多すぎるので……。
・健二=覚醒
主人公というより、狂言回しに近い立ち回り。
所々で、美味しいところを持っていく、正統派ヒーローからちょっと外れた立ち位置にいます。
彼が本気を出すのは最後の十五分間くらい。
紙に書いてといていた暗号を暗算で解くシーン、つまり天才の覚醒はなかなか見ごたえがあります。
とはいえ、全般的に存在感が薄いです。他のキャラクターの印象が強いってのがありますけどね。
・夏希=協力
花札で勝負するシーンはまあ、面白いでしょう。ルールが分かっていれば。
もっとも、彼女自身の力というより、家族どころか、世界中を味方にひきつけて協力するというちょっと現実離れした魅力を出すあたりはまあご都合主義ってことで。
・栄=消失
影の主人公と言っても過言では無い位の圧倒的存在感の彼女。
夏希の家族全員をまとめあげる胆力と、その実直ながらも優しい心遣いは本当に素晴らしいと思う。
死んでなお、彼女は陣内一家を走らせる事が出来たのは彼女の人徳故であろう。
彼女の消失が、物語の転換点になっているのが印象深い。
・佳主馬=成長
王道中の王道である成長する主人公。
もともと強いけど、挫折し涙を流し、それでも最後の最後に立ち上がる姿は子供たちへの受け狙いか。
とはいえ、中性的なキャラクターなので、誰にでも人気が出るかもしれないなぁ。
彼の成長は素直に喜べます。
・侘助=帰還
栄と対を成すキャラクター。彼が家族の中で一番栄を愛していたのは、車でぶっ飛んで戻ってきたあたりで良く分かると思う。
それはともかく、彼は結構綺麗に消化できていなかったキャラクターだと思う。
もう少し深く掘り下げることが出来たかもしれない。というか、健二と置き換え可能のでしょ、彼。
栄の消失があったものの、侘助が帰還する事で家族の縁は決して薄れないみたいなメッセージを僕は受け取りました。
世界観についても少々。
ヴァーチャル世界のOZは大変よく出来た世界観だと思います。
もちろん、Webに身を置く人間としてはあまりにも稚拙&杜撰なセキュリティ(笑)だと思いますが、ひょっとしたら実現するかも……みたいな期待を抱かせてくれるのが心憎い演出だと思います。
この世界が実現するまで後何年かかるんだろうねぇ。
アバターによるもう一つのキャラクタ表示もまあまあ楽しめました。
最も、それが前面に出ていたのは、佳主馬くらいでしたけどね。
ストーリーについて
大筋は非常に素直な作りですが、エピソード詰め込みまくりな印象があります。
良くあれだけの内容をこの短い時間に詰め込めたなーって感じ。
そのため、各エピソードの内容が薄くなってるのが若干残念。
夏季の好感度がどこであがったのか分かりづらかったし、健二があんまり活躍してなかったのも事実。
その辺が残念と言えば残念。
全体的に
主題歌に目をつぶれば100点満点でしょう。めっちゃ楽しめました。
主題歌は正直どうよ?って感じです。別に達郎さんが悪いって訳ではないのですが、時かけに比べるとミスマッチな感じが強かったです。
2~3回繰り返し見聞きすればなじんでくるのかもしれないけど分からないから断言しない。
という事で、トータル的な点数は95点です。
いやあ、映画って本当にいいですねー。
すっごい面白かったです。
泣きも笑いもしなかったけど、ものすごくエンターテイメントしていました。
ストーリーも素直でとても楽しめました。
素晴らしい。
以下、ネタバレ(反転してます)
キャラクターのキーワードは、覚醒、協力、消失、成長、帰還ですかね。
兎に角主人公クラスのキャラクターが多すぎるので……。
・健二=覚醒
主人公というより、狂言回しに近い立ち回り。
所々で、美味しいところを持っていく、正統派ヒーローからちょっと外れた立ち位置にいます。
彼が本気を出すのは最後の十五分間くらい。
紙に書いてといていた暗号を暗算で解くシーン、つまり天才の覚醒はなかなか見ごたえがあります。
とはいえ、全般的に存在感が薄いです。他のキャラクターの印象が強いってのがありますけどね。
・夏希=協力
花札で勝負するシーンはまあ、面白いでしょう。ルールが分かっていれば。
もっとも、彼女自身の力というより、家族どころか、世界中を味方にひきつけて協力するというちょっと現実離れした魅力を出すあたりはまあご都合主義ってことで。
・栄=消失
影の主人公と言っても過言では無い位の圧倒的存在感の彼女。
夏希の家族全員をまとめあげる胆力と、その実直ながらも優しい心遣いは本当に素晴らしいと思う。
死んでなお、彼女は陣内一家を走らせる事が出来たのは彼女の人徳故であろう。
彼女の消失が、物語の転換点になっているのが印象深い。
・佳主馬=成長
王道中の王道である成長する主人公。
もともと強いけど、挫折し涙を流し、それでも最後の最後に立ち上がる姿は子供たちへの受け狙いか。
とはいえ、中性的なキャラクターなので、誰にでも人気が出るかもしれないなぁ。
彼の成長は素直に喜べます。
・侘助=帰還
栄と対を成すキャラクター。彼が家族の中で一番栄を愛していたのは、車でぶっ飛んで戻ってきたあたりで良く分かると思う。
それはともかく、彼は結構綺麗に消化できていなかったキャラクターだと思う。
もう少し深く掘り下げることが出来たかもしれない。というか、健二と置き換え可能のでしょ、彼。
栄の消失があったものの、侘助が帰還する事で家族の縁は決して薄れないみたいなメッセージを僕は受け取りました。
世界観についても少々。
ヴァーチャル世界のOZは大変よく出来た世界観だと思います。
もちろん、Webに身を置く人間としてはあまりにも稚拙&杜撰なセキュリティ(笑)だと思いますが、ひょっとしたら実現するかも……みたいな期待を抱かせてくれるのが心憎い演出だと思います。
この世界が実現するまで後何年かかるんだろうねぇ。
アバターによるもう一つのキャラクタ表示もまあまあ楽しめました。
最も、それが前面に出ていたのは、佳主馬くらいでしたけどね。
ストーリーについて
大筋は非常に素直な作りですが、エピソード詰め込みまくりな印象があります。
良くあれだけの内容をこの短い時間に詰め込めたなーって感じ。
そのため、各エピソードの内容が薄くなってるのが若干残念。
夏季の好感度がどこであがったのか分かりづらかったし、健二があんまり活躍してなかったのも事実。
その辺が残念と言えば残念。
全体的に
主題歌に目をつぶれば100点満点でしょう。めっちゃ楽しめました。
主題歌は正直どうよ?って感じです。別に達郎さんが悪いって訳ではないのですが、時かけに比べるとミスマッチな感じが強かったです。
2~3回繰り返し見聞きすればなじんでくるのかもしれないけど分からないから断言しない。
という事で、トータル的な点数は95点です。
いやあ、映画って本当にいいですねー。
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