LLRのプロトタイプ完成
僕が個人的に作っているWebアプリでLLRというのがあるのだが、それのプロトタイプが完成した。上の画像はそのサンプルである。
見た瞬間に、一部の読者の脳裏に存在する記憶が溢れ出したのでは無いだろうか。毎日RSSに張り付いて大量に生み出されていた記事を読み漁っている自分を。もしかしたら、現在進行系でそういう人もいるかもしれないが。
LLRとは何か
LLRとは、僕が冗談で名前を付けたRSSのリーダーで、「Like Live RSS Reader」が一応正式名称(それなら、LLRRが正式名称では?ボブは訝しんだ)。でも、ラブライブ!リーダーというもっとふざけた名前のほうが(当時は)収まりが良かったので、コードネームはラブライブ!リーダーである。さて、このLLRの開発はいつ始まったのだろうか。コミットした履歴を見ると2014年に始まったらしい。この当時の僕は構想だけ打ち立ててその後放置するというよくあるプログラマ仕草をしていた時期なので、特に何も進展のないプロジェクトだった。他にも、死にプロジェクトは山のようにある。
転換点
何を思ったのか、2026年3月22日、LLRの開発が急遽始まる。GitHubのログを見ると、何をしてるのか概ね分かるだろう。ここで、見るべきはdocument/prompt.mdファイルである。今回の実験の一貫として、自分が普段生成AIにどういうプロンプトを投げているかを履歴として残すようにした。すなわち、NeoVimで命令をゴリゴリ書いて、それをプロンプトに雑に投げて開発するという手法でLLRが生成されていったのを読み取れるようにしている。まあ、実際にはNeoVimで書く前にプロンプトに直接書いちゃうこともあるんだけれど。Gemini3のflash-liteは中々賢くて、指示が間違っていなければ、ほぼほぼ一発で欲しい機能を実装してくれる。でも、指示が曖昧な部分があるとその辺をものすごーく雑に実装するので、ある程度の知識がないと作ることは難しいだろう。
ちなみに、アイコンもCanvaのAI機能を作って生成させた。AI生成により、フロントエンド周りは僕のように技術がない人間でも飛躍的に簡単に一揃いの素材を作れるようになったのは革命だと思う。
使用している生成AI
今回開発するに当たり、Gemini CLIとCopilot CLIを併用して作成した。メインで使っているのはGemini CLIだ。◯◯CLIにプロンプトを投げて開発すると自分の数十倍の速度でコードが作られていくのでマジでビビる。
盛り込んだ機能
- 3ペインのLivedoor Readerっぽい操作感と見た目(実際には操作感はまだ40%くらいしか再現できていない)
- Vercel下で簡単にdeployできる仕様
- opml形式のファイルからゴミを削除するスクリプト
など。今後はもっと様々な機能を作り込んでいく予定。
実際にプロンプトを投げていく方法について
今、自分が細かにプロンプトを投げているが、これは将来的にはplanモードだったり、Agentsモードだったりでもっと詳細に分割して実行するようにした方が良いと思う。今回の開発手法はいわゆるVibeCodingと呼ばれる手法なのだが、生成AIには複数のことをまとめてやらせるよりも1️⃣機能をまとめて投げたほうが綺麗にコードを作ってくれる。この辺がコツだと思う。
現状の不満点や改良点
今は、proxy.tsでnext.jsのサーバレス機能を使っているので、ある一定以上を超えると課金が生じてしまう。なので、できる限りローカルで実行するように修正をしたいと思っている。prompt.mdを読むと分かるが、先読み機能の実装とかをさせているので、service worker内で処理させれば恐らく、next.jsのサーバレス機能を使わなくても動くはず。最終的には静的ページとして出力できるはずだ。今はNext.jsが使いやすいので使っているが、Viteにした方がもしかしたら良いのかもしれない。また、記事の全文読込機能は(事実上)不可能なので、フロントエンドだけで完結するというスタイルは難しそう。何かいい案を知っている人がいたら教えてくれ~~。
一番苦労した所
document/export.xmlには、Livedoor Readerに突っ込んでいたころのopmlファイルの残像が残っている。ざっくり2000件近いフィードを読んでいたが、10年近く放置するとちゃんと生きているフィードはほとんどなくなる。最終的に80件くらいまで減らした(詳しくは、public/export.xml参照)。scriptsを使って、ゴリゴリ削除したりしたが、最後の100件くらいは手作業で削除しているので、効率が良いんだか悪いんだか。でも、おかげで今生きているRSSフィードになった事は間違いない。
今後の展望
今は、僕が作った秘伝のタレ的なexport.xmlを使っているが、こいつを何かしらの方法でimport/exportするようにしたい。localStorageとかその辺使えば良い気がしている。そうすれば、全世界に公開して動かすことが可能になるだろう。なによりも、ただのhtmlとjavascriptの塊だから、誰でもローカルに持ってくることができるというのが最大の強みだと思う。
それから、フィードの追加/削除/変更ができないので、どうにかしてそれを実現したい。 localStorage経由でexport.xmlを管理できるようになれば、この辺の課題はクリアできそう。 問題は、この構成にすると、バックアップを作っていないと即死する挙動をするので、なんとかしたいなと思っている(小並感)。
終わりに
生成AIを使って自分の思考をそのままコードレベルまで落とすことができるので、今まで手が止まっていたプロジェクトなどが息を吹き返して色々開発が捗っている。今後も、ゴリゴリ頭の中で止まっていたプロジェクトを動かして、世の中に放出していきたいと思っている。ちなみに、最近はパーソナルdashboard的なToDoアプリが欲しいと思っている。育てればちょっとしたWebサービスになるかもしれない。ならないかもしれない。もし、リリースするとしたら、vercelではなくて、cloudflareになると勝手に思っている。

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