コーヒーライドをやってみた 先日、 TITAN MANIA のマグカップ を手に入れて、コーヒーライドって奴をやってみた。コーヒーライドとは、要するにサイクリング先でコーヒーを飲むというだけの行為なのだが、これが実に良かった。自分の家から、大体 20km 先に彩湖がある。そこまで一生懸命自転車を漕ぎ、コーヒーを一杯飲むという贅沢だ。 非日常感をお手軽に味わえる趣味で、端的に言えば最高だった。普段は出不精なので、こういう時ぐらいは行き先を楽しまねばという感じだ。 ちなみに、ロードバイクはちょこちょこカスタマイズをしていて、 補助ブレーキの除去 バーテープの変更 タイヤの交換 TPU チューブの交換 サドルバッグの購入 サドルポジションの変更 と色々やっている。ちなみに、今回のコーヒーライドのために ギアトルの フロントバーバッグ TITAN MANIA のチタンマグカップ LIFELEX のワンタッチボトル を新たに購入した。合計で 8,000 円ほど。趣味の出費としては大分安上がりである。 人によってはコーヒーミルを購入したり、コーヒー豆を購入したりするらしいが、自分はなるべくシンプルにコーヒードリップパックを購入して持っていった。後は、ボトルに入れた熱いお湯を注ぐだけで十分楽しめる。 カスタマイズによる変化 購入してから、しばらくはサドルポジションはそのままにしていたが、短足の自分には高すぎたので、ちょっとだけサドル位置を下げた。それが見事にハマった。今まではペダリングを頑張ってもなかなかケイデンスを維持するのが難しかったが、ちょうど良い高さにした成果が出たのか、高いケイデンスを維持するのがすごく楽になった。 また、タイヤ交換とTPUチューブの交換の恩恵も多かった。回転部分の軽量化は速度アップに効くと良く聞くが、まさにそれがドンピシャという感じ。タイヤ交換により、乗り心地がすごく良くなったのと、加速度が非常に良くなった。慣らし運転中はそれを感じなかったが、慣らしが終わった今だと、確実に前のタイヤよりも加速性能は上がっている。 また、TPUチューブは中華製の緑のチューブを使っているが、通常のチューブの1/3の重さなのはかなり影響が大きい。もう、普通のチューブは使えない……。 そんな感じでロードバイクで楽しく走って
Windows 版 gVim をアンインストールした話 以前に、 Windows11 on WSL2 + wezterm + Neovim = 最強開発環境 という痛々しい記事を書いたのだが、その続きの記事と言っても過言ではない。 この記事は Vim 駅伝 の 3 月 1 日の記事である。 前回はぺりーさんの netrw を使うために という記事だった。 次回は kuuote さんの Vim 側の組み込みプラグインを無効化するハック という記事である。 gVim との付き合い 思い返してみると、gVim との付き合いは大分長くなった。エディタとしては 自分の人生の中で最も長く付き合ってきたエディタ と言える。Vim のインターフェースとして gVim を何度も使ってきた。自分の手持ちのマシンは Windows なので、必然的に gVim を選択肢として選ぶ必要があった。 gVim の良さは何か。それは、Windows とのシームレスな関係であり、Windows OS の機能をそのまま使いたい場合に有用である。かつての自分にとってこの部分は非常に重要であった。具体的には、印刷機能と画面半透明化機能であり、これが無いとやってられないという認識であった。 しかし、時代が進み、自分の技術力の向上や考え方の変化、さらに Vim 周りのプラグインの更新が進むと gVim で運用していく事がだんだんと億劫になっていったというのが事実である。故に、 WSL2 上で動く Neovim の快適さに心が打ち震えた のである。 技術力の向上に伴う考え方の変化 かつての自分は 何でも gVim で処理したいな と考えていた。メールを見たり天気を見たり、Twitter を見たりするのに、gVim を活用していた。かつての Emacs 使いの guru のような立ち位置を目指していたというのがある。2000 年代初頭にインターネットに多少なりとも触れていた人ならば、「それ Pla」という古の単語を思い浮かべるかもしれない。この概念を持ち出すのはあまりにも古すぎるが、結局言いたいのは、 1 つの手法で全部をこなす という考え方だ。ネットを見るのにわざわざブラウザに切り替えるのはもったいないという今となっては情熱に似た何かを当時は多くの人が持っていた。 しかし、自分自身の技術力