2009年10月15日木曜日

玉虫色の表現

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昔の職場で使われた言葉に「玉虫色の表現」というのがあった。
読み手によっていかようにも解釈出来る表現を揶揄してそう言っていた。
これが良いか悪いかは別として、僕はこの表現を身に着ける技術を学んだ。
世の中0か1か、YesかNoで通らないというのを知ったきっかけの一つでもある。

僕自身、文章を書くときはなるべく正確、且つ明解に書く事を目標としているが、この玉虫色の表現はそれの真逆に位置する。
とにかく曖昧に、不正確に書くのだから。
いや、もちろん、厳密に読めば不正確ではないのだが、意図的に「勘違い」させる事が出来るので僕は不正確だと思う。

プログラムの設計書は正確に記載するのが望ましいが、あらゆる政治上(笑)の理由により、正確に書く事が望ましくない状況は腐るほどある。
そこで全てを詳らかにするよりは、玉虫色の表現を使って表面的な隠ぺい工作を行う事により、物事が上手く進める方が物事が効率的に進む。
これが正しい方法だとは思わないが、実務をやってると真面目にぶつけると難色を示す人が多いのだ。

最も玉虫色の表現は自分の直属の上司に見せる段階では使わないほうが望ましい。
直属の上司には全部公開して、その上で玉虫色の表現を使ってごまかすか、ストレートに行くかを提示するのが「筋」の通し方だと思う。
この筋を通さないと最終的にお鉢は自分に回ってくる。
筋もどこまで通すかの見極めも難しくて、これはその職場職場で色々変わってくるが、それはその場その場の「空気」を読む必要がある。
論題と外れるのでこれはここまでで止めておくが、この筋通しの見極めも中々面白い。

さて、ぐだぐだと書いてきたが、ここで読者に質問。
玉虫色の表現を使ってる人、いますか?
経験者から言わせてもらうと、その技術は今後役立つかもしれないし、役立たないかもしれない。

職場のカラーに合わせてその技術の引き出しを上手く使い分ける事が重要です。
玉虫色の表現は便利ですが、使いどころを誤ると後で痛いしっぺ返しが来ます。
ですが、直球勝負よりもこのような変化球を混ぜる事でピンチを切り抜ける事が出来る事もあります。

そんな事をふと思いついた午後でした。
落ち? 無いよ?

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