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制限のある自由と制限の無い自由

Operaな人とVimperatorな人って似ているなとふと思った。
Firefoxが大好きな人とVimperatorな人はちょっと違うという話。
何が違うのかというと、制限があるか無いか。

Operaな人はOperaという枠の中で出来ることをやる。
そういった制限のある自由である。
Vimperatorな人もVimperatorという枠の中で出来ることをやる。
厳密に言えば、Firefoxがプラットホームなので、その枠を超える事が出来るだろうけども、実際にはそうしない。
なぜなら、Vimperatorというプラットホームを彼らは愛しているから。
その中で自分がどんどん使いやすいようにVimperatorを変化させて行く。
Operaな人もOperaを自分が使いやすいようにカスタマイズさせていく。
ただし、Operaという枠の中で。


では、Firefoxはどうなのだろうか?
Firefoxのアドオンは下手するとFirefoxという枠組みその物を壊す可能性を持っている。
本来ならブラウジングが目的のFirefoxを音楽プレーヤーにしてしまうといったアプローチがそれにあたると僕は思っている。
その気になれば、Firefoxでファイル管理とか、Firefoxで画像処理とか、FirefoxをSSHターミナルにするとかそーゆーあさっての方向のカスタマイズも可能な訳。
それはOperaには決して出来ないことである。
#いや、もしかしたら将来的に出来るようになるかもしれないが、あんまり意味がない気がする

OperaとVimperatorは制限のある自由に属すると僕は考える。
Vimperatorはキーボードブラウジングという枠組みの中でさまざまな心地よさを求める環境だ。
Operaはいくつかのシチュエーションで心地よくブラウジングする事を求める環境である。

Firefoxは制限の無い自由であると僕は考える。
Firefoxは何にでもなれる。その代わり、その手間は大きく、苦労も大きい。
制限の無い自由の最大の欠点は「手間がかかりすぎる」だと思う。
その点、制限のある自由は「出来ることは限られるけど、あまり手間はかからない」だと思う。
なので、僕はOperaを愛するし、Vimperatorを使いもする。
そっちの方が自分の性にあっている。
いや、ただ単に面倒くさがりと言ってしまえばそれまでなのですが。

2009年最初のエントリはオピニオンからのスタートです。
雑文サイト、Loox Uと初音ミクで行こう!を今年もよろしくお願いいたします。

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